2009年8月29日放送
【医療法人社団北腎会 坂泌尿器科病院】
50歳以上の男性の5人に1人といわれる前立腺肥大症に対して、ホルミウム・ヤグレーザーを使用し前立腺の肥大した内腺を核出(くりぬく)する、HoLEP(ホーレップ)治療に取り組んでいます


番組では、医療法人社団北腎会の理事長であり、坂泌尿器科病院の院長である坂 丈敏医師に前立腺肥大症の治療に、ホルミウム・ヤグレーザーを使用するHoLEP(ホーレップ)治療についてお話を伺った。前立腺肥大症は、前立腺の内腺が腫脹することによって、尿道を圧迫し、尿の勢いがなくなる、尿が細くなる、排尿の回数が増える(頻尿)、夜中に何回もトイレに起きる(夜間頻尿)、排尿に時間がかかり尿が完全に出きらないといった、排尿時の障害が主なものとされ、50歳以上の男性の5人に1人がかかっているともいわれる。しかし、前立腺肥大症の症状があっても、「歳をとれば排尿障害は仕方がない」と受診しない患者もまた多いという。
坂医師は、こうした考えは危険だと断言する。前立腺肥大症は、良性の疾患ではあるが、前立腺肥大症と同じ排尿障害を伴う疾患として忘れてはならないものに前立腺がんがあることを。欧米では男性の死亡原因のトップとして挙げられ、日本でも最近、増加傾向にあり、近い将来男性の死亡原因のトップとなることが予測されている。前立腺がんは、早期に発見すれば治癒可能ながんであることから、50歳を過ぎた男性諸氏は、年に一度PSA(前立腺特異抗原)検査を受けることが何よりも大切だと坂医師は言う。
前立腺肥大症の治療としては一般的に行われているものとして、TURPという尿道から特殊な電気メスを挿入し腫れた前立腺の組織を切除する治療があるが、この治療は排尿症状の改善にはつながるが、肥大した前立腺の内腺のすべてを取り除くことが困難であることから、再発する可能性が高いという。それに対して、HoLEP(ホーレップ)は、ホルミウムレーザーにより、内腺と外腺の境界から切除し、内腺を核出(くりぬく)ことから、前立腺肥大症の発症母地が切除され再発の可能性は低くなるという。このHoLEP治療は、北海等の泌尿器科を標榜する医療機関の中でも実施している施設は数多くはない。坂医師は、排尿障害といった前立腺疾患の特徴的な症状があれば、早急に受診し適切な治療を受けることが大切だと熱く語ってくれた。
医師紹介
理事長・院長 坂 丈敏
札幌医科大学医学部卒業
札幌医大泌尿器科教室入局
三樹会病院勤務を経て、
1987年坂泌尿器科病院 開設
病院情報
TEL 011-709-1212
FAX 011-758-5570
Eメール info@saka-uro.or.jp
【診療科目】
泌尿器科
循環器科
麻酔科
【HP】
医療法人社団北腎会HP
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| 外来診療で前立腺疾患について説明する坂理事長 | HoLEP(ホーレップ)治療を行う坂理事長 |
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| 治療に使用するホルミウム・ヤグレーザー | ホルミウム・ヤグレーザーで肥大した前立腺の内腺を核出する(くりぬく) |











