2012/10/19（Fri）

コンサドーレ担当記者のTです。

今週のon！コンサドーレは、クラブOBの曽田雄志さんにお話しを伺いました。
引退以来、幅広い活動をしている曽田さんですが、チームへの想いは人一倍。「チームがつぶれるかもしれない」という強い危機感を持ち、チームに提言を行ってくれました。
来シーズン、チームはどこを目指すのか。注目の監督人事は・・・。是非ご覧ください。

その取材の中で、気になる言葉を一つ。
「今のコンサドーレサポーターは、世間で言われる"男運の悪い女性"みたいなもの。出来の悪い男を好きになっちゃったけど、愛おしくて捨てられない」
僕自身も、取材を始める前は純粋に応援する立場だったので、その言葉が身にしみて分かってしまい、思わず苦笑してしまいました。

そんな冗談を交えながら、深い話も色々しました。
「北海道にはビッグクラブを作る土壌がある。それを絶やさないために、僕も本気でチーム改革に協力するために、乗り出すつもりです」
選手時代同様、鋭い目で強く決意を語ってくれていたのが、印象に残りました。

今週も、よろしくお願いします！

2012/10/05（Fri）

コンサドーレ担当記者のTです。

2012年9月29日。川崎フロンターレ戦に敗れたコンサドーレ札幌は、わずか1シーズンでのJ2降格となりました。
フロンターレ戦の翌日に、取材に行きましたが、さすがに選手たちに元気はなく、時折笑顔を見せるものの、みんな厳しい表情を浮かべていました。

そんな中、先ほど、石崎監督の今シーズン限りでの退任が発表されました。
私は、去年からコンサドーレ担当になったので、初めての監督が石崎監督でした。なかなか勝てない中で、理想のサッカーを追い求めた石さん。批判も多かったですが、そんな中でも、自分の意思を貫いていました。

「勝つ方法はある。でも、ただ勝つだけでは選手はレベルアップしないし、売れない」

若手を育成し移籍金を得る事で、チームの活動資金としているコンサドーレにとって、選手を「売る」事も必要だと、資金難に苦しむチームのあり方を、しっかり考えていた監督でした。
その姿勢が、降格という悲劇を招いてしまったのは皮肉な事でしたが・・・。

選手たちも口々に「感謝しかない」と話していました。「残り試合で1試合でも多く勝利することが、石さんへの恩返しになる」とキャプテン河合。

今週のon！コンサドーレでは、出来るだけ多くの選手のコメントを詰め込みました。
今の選手たちの想いを、ぜひ聞いていただければと思います。

今週も、よろしくお願いします！