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(2009年3月2日放送)

#112 岡田斗司夫さん

1958年7月1日、大阪市出身。 自称、オタクの代表「オタキング」として各メディアで活躍しオタクに関する著書も多数。大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の製作会社「ガイナックス」の創設者でもある。さらに最近では自信58キロの減量に成功したという岡田さん考案のレコーディングダイエットが大ブームになった。

トーク内容

次回のゲストは引き続き岡田斗司夫さんです。前回はダイエットの話を伺いましたが岡田さんが「どうしても話したい!」ってことなのでディープなオタクトークをしちゃいます。しかも懐かしいファミコンをやりながら!あの名作も登場で岡田さんもやまちゃんも大はしゃぎ。岡田さんもファミコンを実際にプレイするのは20数年ぶりだとか。アニメにゲーム…そして恋愛まで、ちょっと怖いけどディープなオタクの世界を覗いてみましょう。是非お見逃しなく!!!!

今週はゲスト、岡田斗司夫さんとディープなオタクトークをしてまいりました。しかも岡田さんはトーク場所にも大興奮。「ファミコンバー」と呼ばれる場所で、お酒やソフトドリンクを飲みながら、懐かしいファミコンや最新ゲームを好きなだけ出来ちゃうっていうバースポットなんです。当然、二人は懐かしいファミコンを20数年ぶりにやってみたわけですが…。いざやってみるとビックリ!オタキング岡田さん、実はゲームがうまくない!スーパーマリオもドンキーコングも動きがぎこちないんです。とくに対戦ゲームは苦手なんだとか。「あんまりゲームやらなかったんですか?」って聞いてみたら「いつも1人だったから…。 RPGとかはやりこんだんだけどね。」って言ってました。「さすがオタキングです!」と一同納得してしまいました。
さて後半のトークでは岡田さんがどうやって東大の講師にまでなったのか、オタクのサクセスストーリーを伺ってまいりました。小学生の頃からアニメ大好き!でも周囲の同級生とはちょっと違ったようです。「あのロボット格好いいよね。」なんて会話をよそに「見ると頃はそこじゃないよ!あのストーリーの裏には宗教的な背景があって…」とか「あのミサイルの飛び方はこれまでにない手法で…」なんて思っていたらしいです。当然、クラスでも1人浮いた存在で、遊ぶのもいつも1人。そんな岡田さんにオタク友達が出来たのは大学生になってから。仲間と共同で自主制作でアニメを作って上映、販売をしたらコレが大当たり。そしてそれが皆さんご存知の「エヴァンゲリオン」の制作会社ガイナックスにつながるわけです。しかも自らをオタクの代表「オタキング」と称してメディアにも登場!オタクやアニメについての専門家として活躍するわけです。最終的には東大でオタク文化について教えちゃうわけですからね。
岡田さんは最後に言ってました。「アニメに興味があるってだけで幼稚に見られてしまう。それが辛かった。」確かに自分たちが好きなものをの胸張って言えないのっておかしいですよ。オタクってだけで敬遠されてる時代があったのも事実ですもんね。アンダーグラウンドな「オタク」が、いまや世界の「OTAKU」になって、岡田さんのこうした想いが実現しつつあるわけです。

ロケーション:ファミコンプリート(札幌市中央区南6条西4丁目 LC壱番館5F TEL 011-518-1919)