昨年12月1日の予約開始からたったの2週間で「DVD第5弾」の予約枚数はなんと!4万枚を突破!この異常な状況に驚いたローソンさんから、昨年末「地区別予約受付枚数」の途中経過が出されました。
この集計によって、今回の「異常なハイペースの要因」が数値的にハッキリと見えてきました。つまり、昨年6月末の第4弾発売時から「たった半年の間」に、「異常なペースでバカが増殖している地区がある」もしくは、「バカの勢力圏がさらに拡大した」ことがわかったのです。
確かに2004年後半は、東京・テレビ朝日をはじめ、これまで「どうでしょう未放送地区」であった福岡、広島など全国各地で最新作「ジャングル・リベンジ」が放送され、水曜どうでしょうの認知度が一気に上がった時期であったように思います。でもそれが今回の集計によって、「数値的にも立証される」に至り、私は次のような結論を得たのです。
「1996年に北海道で放送が始まった水曜どうでしょうは、それから8年後の2004年後半、爆発的にその勢力を全国に拡大した。」
以下、それを立証する分析結果です。
半年前の第4弾の最終的な予約受付総数は「約7万枚」でありました。そのうち地元・北海道は「約2万枚」。この北海道の「2万枚」という数字は、2年前の第1弾発売時からそれほど大きな変動はなく、これが他地区の伸びを計る上での「指標」となる数字であります。
半年前、全体の7万枚に占める北海道2万枚の割合は「約29%」。つまり半年前までは「どうでしょうバカのおよそ3割が北海道民であった」ということになります。
ではこれが2004年12月には、どう変化していったのか?
今回集計が出された12月15日現在のDVD第5弾予約受付総数は「4万4千枚」。このうち北海道地区の予約数は「8700枚」であった。全体に占める北海道の割合は「19.8%」。
つまり、この半年の間に北海道の占める割合が1割近く減少し、代わって道外勢の占める割合が「8割」を突破したわけである。
もはや、「どうでしょうバカの8割以上は道外勢」。
驚くのはまだ早い。
本州で最もどうでしょう熱が高いと言われる「東北地区」。半年前の第4弾では、北海道の最終数字「2万」に対し、東北は「1万3千」であった。北海道勢「10」に対し東北勢「6.5」という勢力図。
それが今回、北海道の「8700」に対し、東北・・・なんと「8050」。
驚くなかれ、たった半年の間に、東北地区が地元・北海道と「ほぼ同じ勢力」を持つまでに成長していたのである。
2004年12月現在、北海道のどうバカと東北のどうバカの数は、「ほぼ同じ」。
そりゃ福島の中合デパートに大行列が出来るのも当然である。
さらに。
半年前、北海道と100枚差の「2万500枚」を記録して、ついに地元・北海道を抜いた「関東地区」。その差はわずかであっても、8年間に渡り「水曜どうでしょう」を育ててきた道民の気持ちが大きく揺れた事実は記憶に新しい。
だが、東北地区の動向を見ればわかるように、もはや状況は一変した。母なる大地・北海道を中心に描かれてきたこれまでの「どうでしょうバカ勢力図」は激変したのだ。
2004年12月現在、北海道の勢力「8700」に対し、
関東の勢力・・・
「1万6千」。
なんということ!ついに関東軍が北海道の「倍近い勢力」を持つに至ったのである。
それも、たった半年の間に・・・。
さらに今回の勢力図には異変が起きている。
ここまで見てきた「1位・関東」「2位・北海道」「3位・東北」という地区別順位は、数値的にこそ大きな変動があったものの、順位自体は半年前と同じ結果である。前回はこれに本州副隊長・静岡率いる「中部」が続いていた。
しかし・・・今やその勢力図も変わったのだ。
今回の集計。
中部地区「4600」に対し、
関西・・・「4800」!
ついに!「関西勢」が中部地区を抜き去り!東北に次ぐ「第4勢力」に台頭したのである。
現在関西では、神戸・サンテレビ、京都・KBSそして大阪・ABCと3つの放送局でどうでしょうを放送している。放送圏が重なる関西の3局が、同一の番組を同時期に流すということは、これまであり得なかったことではないだろうか。
その結果、眠れる猛虎がついに目を覚まし、六甲おろしをがなりながらピューピューと風船を飛ばして大躍進。その勢力は今や北海道勢の半分以上に成長したのである。猛虎の後塵を拝したオレ流「中部」にしても北海道の半分の勢力を保持している。
2004年12月現在、関東には北海道の倍近いどうバカが存在し、東北には北海道と同じ数のどうバカがいる。これまで少数派と思われていた関西勢と中部勢を合わせれば、実は北海道勢よりも多い数になる。
2004年後半、間違いなく水曜どうでしょうは「爆発的にその勢力を全国に拡大した」。
そう言える。
ただ、これはあくまで12月15日現在の初動2週間の集計を元にした分析。最終的な結果は、予約締め切りの2月末以降を待たねばならない。
年が明け2005年1月18日現在の集計では、DVD第5弾の予約数は6万2千を超え、最終的に第4弾の7万を大きく上回ることは確実となっている。
果たして、最終結果はどうなるのだろう。