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きくちャンネル

2010年08月13日(金)

憧れの甲子園

運命の8月9日。
この日は、「おは天」に出演するために、4時に起き、6時過ぎからの中継に備えていました。大阪は朝から晴天で、まさかこの7時間後に雨によって試合が遅れ、さらに中断することになるとは知る由もありませんでした。
「おは天」の中で、「今日は晴天の下で、予定通り、試合が行われそうです」と伝えてしまい、大変申し訳ございませんでした。

甲子園は、球児にとって憧れの場所。 
元高校球児の私にとっても憧れの場所であることには変わりありません。
選手として甲子園に行くことは出来ませんでしたが、アナウンサーとして聖地で仕事が出来たということは一生の宝物になりました。

残念ながら、北照高校、旭川実業高校ともに初戦で敗れてしまいました。
北照高校は、雨で試合開始が遅れ、また試合が中断という状況の中での試合でしたが、アルプススタンドの野球部員たちは、雨宿りすることなく、雨に打たれながらグラウンドを見つめていました。
「以前、雨で中断の後に負けた試合があったので、今日はそうならないように僕たちは晴れることを祈っているんです。」
スタンドと選手たちの気持ちが一つになっていると感じた瞬間でした。
一方の旭川実業高校の応援部隊も、13時10分に球場に着き、2度の雨に見舞われながらも試合が始まった18時まで待ち続けました。

甲子園での試合の余韻が漂う中、早くも春のセンバツ甲子園の切符のかかる秋の大会に向けて、両チームを含めた北海道の高校が動き出しています。
この秋を制し、春のセンバツに出場するのはいったいどの高校なのでしょうか?