now onair

NEXT

きくちャンネル

2015年07月30日(木)

今年の全道チャンピオンは!?

道内の小中学生は先週から夏休みに入っています!

皆さんは夏休みにどんな思い出をお持ちですか?

海水浴、花火大会、キャンプ等、楽しかったひと時を思い出す方も多い一方で、

こんな方も多いのでは...

「部活動の毎日で、長期休みになるのが怖かった」

正直、私もそんな思い出を持つ一人です。

30度近い気温の中で、朝から晩までの練習は辛かったんですもの...。


1.jpg


でも、昨日取材に行った室蘭市入江運動公園には、

「辛い」という気持ちより、

「自己ベストを出したい!」と前向きな姿勢の生徒が多く集まっていました。

46回目を迎えた全道中学校陸上大会が行われました!


「あさ9時の時点で、気温・32度」

という場内アナウンスを聞いただけで、くらっときてしまいました。

やはり暑さには弱いようです...。

生徒たちはというと、期待と緊張感に包まれて、暑さなんてお構いなし。


その中で、私が注目したのは女子100m。

2020年の東京五輪では、この中から日本を代表する選手が出てくれるのではないかと

期待に胸を膨らませ取材しました。

北斗・浜分中2年の町井愛海選手と帯広・南町中3年の臼井文音選手の一戦は、白熱していました。

町井選手は学年別で全国優勝という実績を持ち、臼井選手はこの大会3連覇がかかっていました。

ともに全国大会出場経験がある2人!

トラック競技とフィールド競技が並行して行われているため、ざわざわしている競技場内ですが、

この時ばかりは静まり返っていました。

結果は臼井選手がゴール間際にかわして、優勝!

町井選手は悔し涙を、一方の臼井選手はプレッシャーから解放され、

「ホッとしました」とうれし涙を流していました。

アスリートの試合後の表情は何とも言えない素晴らしいものがあります。

今年31歳の私も、思わずうるっときてしまいました。

2.jpg


ただ、この2人の戦いはこれで終わったわけではありません。

来月、札幌で行われる全国大会で再び対決するんです!!

お時間のある方、是非、札幌・厚別公園競技場へ足をお運びください!