2017年10月26日(木)
北海道の秋の風物詩
今月1日から始まった「サンデーLIVE」。
毎週日曜朝5時50分~8時30分まで160分生放送のニュース情報番組ですが、
22日(日)は北海道千歳市から生中継がありました。
場所は、「サケのふるさと 千歳水族館」。
中継リポーターはというと、私。
スポーツ中継はこれまでたくさん経験してきましたが、こういった中継は初めて!
入社9年目になりますが、最近「初めて」のものが多いなあと感じていた矢先、
また"初"のものがやってきました。
千歳水族館に行ったことがある方はお分かりだと思いますが、
この水族館は千歳川のすぐ隣にあり、館内の水槽では、
千歳川で捕獲されたサケが遊泳しています。
そのサケを捕獲するために設置されているのが、「インディアン水車」と呼ばれるものなんです。
金網を張った3つのかごで、遡上してくるサケをすくい上げ、いけすに落とすという構造です。
いけすがいっぱいになると、作業員の方がサケをたもですくい上げ、トラックで運びます。
この水車で捕獲されたサケは、そのほぼ全てがふ化事業に利用され、
来年の春、その稚魚が放流されるそうです。
毎年約3000万匹が放流されますが、故郷の千歳川に戻ってくるのはその1%にも満たないということで、
自然界で生き抜くのは本当に難しいということを改めて感じました。
サケの遡上を見ようと、朝早くから多くの方が訪れていました。
千歳川のサケの遡上は来年1月中旬まで、
インディア水車は12月中旬まで見ることができるそうですので、
自然の迫力を感じに、是非お出かけしてみてはいかがでしょうか。