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2018年03月06日(火)

東日本大震災から、まもなく7年

2011年3月11日午後2時46分。

宮城県沖を震源とするマグニチュード9の巨大地震が発生しました。

犠牲者は15000人を超え、今もまだ見つかっていない方もいます。

私の地元は、岩手県釜石市。

あの大震災を私の家族は経験しました。

いつもは綺麗な海が黒くなり、次々に街を飲み込んでいきました。

祖父の家も津波に飲まれました。

あれから7年が経ちます。

昨年末、帰省した際に港町を歩いてみましたが、まだまだ復興途中です。

港町防潮堤④小窓_R.JPG港町防潮堤③_R.JPG港町防潮堤①_R.JPG

津波が襲った漁港は、今はコンクリートに覆われています。

海の様子は小窓から。

幼い頃、この場所で学校終わりに釣りをした思い出がありますが、

景色は様変わりしていました。

津波避難場所①看板_R.JPGこの避難場所には、当時の様子を伝える写真が。

津波避難場所④当時の写真_R.JPG

今の様子は、こちらです。

津波避難場所⑥_R.JPG津波避難場所②_R.JPG

東日本大震災は過去のことでなく、現在も続いているのだと痛感します。

私たちHTBアナウンサーは、今年も札幌の地下歩行空間で、

東日本大震災について考えるイベントを開催します。

「今、私たちにできること―3.11とともに歩む」。

今年は去年に続き、「防災・減災」をテーマに考えます。

去年12月、政府の地震調査委員会が、

十勝沖や根室沖、色丹島及び択捉島沖で地震が発生する確率を 発表しましたが、

非常に高いものでした。

災害は決して他人事ではありません。 どんな形で襲ってくるか分かりません。

皆さんはいざという時に備えて、準備をしてますか?

3月11日午前11時~午後4時、札幌のチ・カ・ホで、皆さんとともに考えたいと思います。

詳しくは、こちらをご覧ください。

皆さんのお越しをお待ちしています。