2008年10月29日(水)
まっ暗だから見えるのね
先日、夜の動物園に行ってきました。
円山動物園のロハスナイトです。
ぽっかりと暗闇に包まれた園内を
カンテラの灯を頼りに、歩いていきます。
なんとな~く「いつもと違う」空気に、わくわくわく。
フルートの生演奏を聴きながらの食事が始まると
サル山レストハウスが、少しアダルトな空間になるのが面白い。
作業着ではなくスーツを着こなした飼育員さんも、ちょっぴり新鮮。
こちらは、朝倉飼育員のトークタイム。
ガラス越しなのに怖かった。トラ、迫力。
肉球カワイイなんてのぞける隙は全くなし。
きょろきょろ動くイメージの強いアザラシは、
ゆったりと水面に浮かんで寝てました。
これが妙に、エレガントに見えた。
オオカミのペアは、羨ましくなるくらい仲良しで、チュウしてましたよ。
“一匹狼”なんて言葉はありますが
そもそもファミリーで行動するオオカミは、家族思いなんだそうですよ。
子供が生まれたら、家族で遠吠えする姿を見てみたいものです。
それにしても、改めて感じました。
やはりこれからの時代は、ハードではなくソフトなのだと。
コンタクトレンズの話じゃ、ありません。
経営の話です。
このロハスナイトで心の琴線にふれたのは
金沢園長をはじめ、課長さん、係長さんという管理職の方々が
夜ならではの動物たちの様子のプチ情報を
そのつど、こと細かに、説明して下さったことでした。
飼育員の方たちもそうですが、こうしたホスピタリティこそが
「ああ、やっぱり動物園っていいなぁ」って思わせてくれるんでしょうね。
金沢園長の、愛おしそうに動物たちの名前を呼ぶ姿には
思わず、頬ゆるみました。
園内で育てたというハロウィンカボチャ。
お見事。
金沢園長、ステキです。