2009年03月25日(水)
どこまでも灰色
民主党・小沢一郎代表が、続投を表明しました。
この進退については、さまざまな意見が出てますが、
どちらにしても、なんだかスッキリしないのです。
責任を取って退けば納得できるか?と言われると
一口にそうとは思えない。
この事件が報じられたタイミングもなんだか引っかかるし、
西松側は、他の自民党の議員にも献金してたのに
どうして小沢さんの秘書が対象になったのか・・とか。
小沢さんは先日「企業・団体献金の全面廃止」を口にしていました。
今回、身に降りかかった問題を、逆に自民党に投げかけたかったのでしょうか。
民主党は、個人献金の割合が多いのに対し
自民党は、企業献金が多く占めていますから。
ただ、献金制度自体が悪いのではなく、
団体献金を廃止するのは、やはり難しいのではないでしょうか。
見返りを求める献金は、キチンと取り締まられるべきだと思いますが
政治に参加する手段としての団体献金は、必要なものだと思うのです。
資金集めは、政治に欠かせないのだということは理解できます。
その資金をもとに政治活動を行って
私たちが直面してる社会の問題を
国会の場へと吸い上げて貰わなくてはいけませんし。
政治とお金のあり方・・・
難しいことはよくわかりませんが、
迂回献金とか、抜け道をみつけて献金するのではなく、
献金するほうも、受け取るほうも
正々堂々と、包み隠さず行うべきだと思うのです。
そして、そのお金を、何に・何のために・どう使っているのか?
もっとも大事なのはそこですよね。
政治とカネ。
どうしたら、このような疑惑が持ち上がることのない関係になるのでしょうか。