めぐみ横丁

2014年05月06日(火)

 

めぐみ横丁では、

「もらったお題=漢字1字」 をテーマに

ゆる~~く、断続的に、コラムを10回執筆しております。 

 

第5弾のお題は、この春で12年目に突入の

バラエティー番組 おにぎりあたためますか でおなじみ

佐藤麻美アナウンサーから。 

 

  

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頬をぷく~っ!そのワケはコラムのあと 

 

ゴールデンウィーク最終日。  

おやすみの方も、お仕事の方も、

少しばかりの間、ごゆるりとお付き合いくださいませ。

 

*              *              * 

 

「福」

 

 

   「きのう、こんなことがあってな。」 

先月開催された、ある男性タレントさんのトークライブは、この言葉から始まった。    

 

  ライブのテーマは"事実は小説よりも奇なり"。

身の回りで実際に起こったことを、身振り手振りを交えながら、

2時間以上におよび、言葉で紡いでいく。  

たとえば、タクシーに乗って1000円札を出したら 

約300円分のおつりが全て10円玉でポケットがじゃらじゃら鳴った話や、

修学旅行で天井から女子部屋をのぞいていたら、落下してしまった話・・・

うーん、こうして文字にしてみても面白さがさっぱり伝わらない気がするけれど、

あの方の魔法にかかれば、立体的に生き生きと浮かび上がる。

点であるそれぞれのエピソードが、全て繋がって線になるのだ。 

一度笑いのツボに入るとなかなか抜け出せない。 

 

  こんなことが身近に起こるんなんて・・・という抱腹絶倒の面白さに加え、

特筆すべきは、距離があまりにも近いということ。 

物理的にでなく、話し手と聞き手の立ち位置である。 

挨拶ひとつとっても、1対1で話をしているように感じる。 

小学生の頃、縁側に座ってお茶をずずずとすすりながら

祖母と他愛もない話を長々としていていた感覚に限りなく近い。  

 

    あくまでわたくしの見解であるが、普段から人と接する時の垣根が限りなく低いので、

舞台上に立っても、話をする時の感覚が近いのだと思う。  

実際のところ、人との付き合い方を聞いていると、甚だ興味深い。 

担当番組の収録に遠方から観覧しに来るお客さんがいると聞けば昼食を共にし、

街中でインタビューをした人が結婚式間近と聞けば、後日、花を送る。  

一度だけでなく、細く長く、付き合いを続けていく。 

 

  常に目を細めて笑っているようなその表情には自然と人を寄せつける引力がある。  

″笑う門には福来る″ということわざを常に体現している方であると私の目にはうつった。

"福"という名の"人との出会い"を、心底楽しんでいる。 

だからこそ、面白い出来事が日々身の回りでたくさん起こるのであろう。

 
 ちなみに、ある男性タレントさんとは、

「トークはなまもの」と話す、笑福亭鶴瓶さんのことである。

 

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最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

  さて、冒頭の写真について。

「『福』の一文字を表現してください!」

と撮影時に無茶ぶりした結果、

麻美さんは、頬を膨らませた表情に。
 

理由をたずねると、

北九州などでは、ゲンを担いで福を呼び込もうと

魚のふぐを「ふく」と呼ぶから、とのこと。
 

ふむふむ、みなさんに福が届くようふぐのマネをしてくれたんですね!
 
取材で全国各地の名物を食している

アナウンス部イチの食通・麻美さんらしい答えでした。

 

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明日からお仕事や学校の方、ファイトです ^^