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魚顔レンズ

2008年07月21日(月)

甲子園へ


南北海道大会、雨が降った日もありましたが、1日の順延もなく順調に終了しました。6連覇を目指した駒大苫小牧が敗れ、歴史の変わり目となった2008年大会を制したのは、駒苫を準々決勝で下した名門・北海高校でした。夏、実に34回目の出場です。翌日の新聞には“古豪”北海という文字が躍りました。さてこの“古豪”という言葉。ぼくは「昔はとっても強かったけど、今は…」みたいなイメージがあって、中継でも意識して使わないようにしてたんです。で、きょう辞書で調べてみました。広辞苑によると…

こ‐ごう【古豪】勝負において経験豊富でしかも強い力を持つ人・団体

だそうです。勝手に抱いていた「今はちょっと…」という意味は全く無いんですね。この意味から言うと、古豪という言葉はまさに北海にぴったり。いや〜勉強になりました。ありがとう、北海高校。そして、応援実況で一緒に甲子園に行くので、またよろしくお願いします。みなさんも時間があれば観てくださいね。

最後に。今年も南大会はいいチームばっかりでした。東海大四の佐々木・伏見のバッテリーも甲子園で見たかったし、札幌第一もキャプテン・高石中心に強い結束力があったし、北照・阿世賀のピッチングとか、札幌日大の3年生の繋がりとか、苫小牧中央の粘り強さとか…。挙げたらきりがないですけど、北海には全部の想いを背負って、甲子園で躍動して欲しいと思います。