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アメリカ合衆国横断

水曜どうでしょうDVD第15弾
アメリカ合衆国横断

  • ≪封入おまけ≫

    「二度と賭け事はしません。」ステッカー

  • ≪特典映像≫

    ●未公開シーン 「ラスベガスで迷う」
    ●未公開シーン 「大泉さんが倒れた理由」
    ●未公開シーン 「グランドキャニオンの絶景」
    ●未公開シーン 「前枠・後枠NG集」
    ●オープニングアニメーション

≪内容紹介≫

1999年2月。
太平洋上空、高度1万メートルを東へ向け高速度で飛ぶジェット旅客機があった。
そのビジネスクラスのシートには、バカみたいに「アルマゲドン」ばかり繰り返して観ては号泣する4人の男がいた。シートはふかふか、リクライニングは倒しほうだい、酒は無料。4人の男は経験したこともないエグゼクティブな待遇に浮かれ、もったいなくて寝られない。貧乏性な男たちは、こうして不眠のまま朝を迎え、充血した目でアメリカ合衆国の西海岸、サンフランシスコに降り立つのだった。

目指すは、プレジデントの待つ政治の中枢ホワイトハウス前。西の端から東の端へと実に6,000キロの道のりをレンタカーで走る。

急げアメリカ。

だが、アメージング・アメリカは誘惑に満ち、いきなりネバダ砂漠の真ん中にある賭博の町・ラスベガスが男たちをからめとる。

ハンドルを握るヒゲの男は自慢げに語った。ラスベガスのホテルはカジノで儲けているから、豪華だが格安。
だったら恐れずラスベガスに泊まってカジノをしないのが一番お得。
だが、策士は策に溺れる。決意は夜には揺らぎ、カジノも一回だけなら?と気をゆるめた刹那、ヒゲの浅知恵は一気に崩壊し、欲深なモジャ毛の男はカジノでボロ負けして歯止めが効かず、スタッフの金にまで手を出し転落していく。

テキサス、オクラホマ、ナッシュビル。
クチビルの厚い男は、その後も、ともすれば観光気分に弛みがちな男たちを叱りつけながら常に毅然とした態度で引率していたが、ある朝、事件を起こす。
威厳を無くし、仲間に罵倒され糾弾されて、すっかり男を下げたクチビルの厚い男は、この瞬間にいっさいのタガがはずれ、これまでの誰よりもグズグズな男になって迷惑がられるようになる。

「アメリカ合衆国横断」

毎日、たいした事は起きないのに、なぜか笑ってしまう。それは彼ら自身が熟成され始めたことを予感させた。
豊穣の季節は、すでに始まっており、このあと怒涛のように名作が押し寄せる。