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ゆるキャン△ SEASON3

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対決列島~甘いもの国盗り物語~

水曜どうでしょうDVD第23弾
対決列島~甘いもの国盗り物語~

  • ≪封入おまけ≫

    対決列島ポスター&国盗りシール

  • ≪特典映像≫

    ●未公開シーン 「牛乳対決後の安田さん」
    ●未公開シーン 「大泉さんの『寝顔』解説」
    ●未公開シーン 「チーム飲んべえ」
    ●オープニングアニメーション

≪内容紹介≫

「対決列島」は、男たちが、ただ各地の名物の甘いもので早食い対決をしながら北海道から鹿児島まで日本を縦断していくだけの企画である。
だが、そんなマニアックなもの、誰が見るんだ。そこまでイベント性のないことでテレビ番組になるのか。そんなゆるいことをして面白いテレビはできるのか。
事前に考えれば考えるだけ失敗の危険がムンムンに匂い立ち、この先も手を出す同業者はいないだろう。だからこそ、この「対決列島」は、日本テレビ史上前人未到の企画であり、この先だって誰も成しえないテレビ界の金字塔なのである。
人がものを食うのはごく日常的な風景である。珍しくもない。だが、相手より早く食べねばならない、好きじゃないものを食べねばならない、相手の得意分野で闘わなければならない。ならばどう考えても勝ち目はない。
なのに負けたらアラスカの川でカヌーをこぎながら毎晩森でキャンプをしなければならない。
なぜ?意味が分からない。
湧き上がる数々の疑問に、しかし用意された答えはひとつとしてなく、ただ食いたくもないものを食わねばならないと強要されるのである。
この不条理。この怖ろしい現実。
耐えきれず「夢か」と思えば「起きろ!夢ではない!さあ食え」と早朝に叩き起こされ、早食いをしなければならない。

唇の厚い男はこの悪夢のような緊張の中で、もともと喉を通らない甘いものがますます喉を通らない。

2001年。

誰もが番組の行方も分からず必死で激走していた「対決列島」の日々は、いま振り返ればまさに激闘であったと激流の記憶が脳内で今も逆巻くのである。
そんな今回のDVDのジャケットは安田顕がセンターの絵柄である。唇の厚い男もモジャ毛の男もヒゲの男もあんなに頑張ったのに、牛乳のひと吹きで、またもやゲストに呼ばれた安田さんが舞台中央に躍り出た。
不条理である。しかしファン満場一致の不条理である。