上野 耕平
(サクソフォン)
茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始め、東京藝術大学器楽科を卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて、第2位を受賞。現地メディアを通じて日本でもそのニュースが話題になる。
また、スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、世界の大御所たちから大喝采を浴びた。デビュー以来、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。
2017年度第28回出光音楽賞受賞。2018年第9回岩谷時子賞 奨励賞受賞。
現在、国内若手アーティストの中でもトップの位置をしめ、ソリストとしてNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団他、国内のほとんどのオーケストラと共演。
並行してサクソフォン四重奏「TheRevSaxophone Quartet」、吹奏楽団「ぱんだウインドオーケストラ」としても精力的に活動し、クラシックと吹奏楽を両軸に、上野耕平ワールドを築き上げてきた。
また、テレビ「題名のない音楽会」「妄想トレイン」への出演、NHK-FM「×(かける)クラシック」の司会などメディアとの相性も良い。
音楽以外にも鉄道と車をこよなく愛し、深く追求し続けている。
最新作は5枚目のソロアルバム「Eau Rouge」(23年9月発売)。
https://uenokohei.com
三浦 一馬
(バンドネオン)
10歳よりバンドネオンを始める。2006年、別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、現在に至るまで師事。2008年イタリアで開催された第33回国際ピアソラ・コンクールで、日本人初・史上最年少で準優勝を果たす。第25回(2014年度)出光音楽賞受賞。「題名のない音楽会」「トップランナー」「あさイチ」「大沢悠里のゆうゆうワイド」「安住紳一郎の日曜天国」などメディア出演も多数。2007年、井上道義(指揮)神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共演(マルコーニ作曲のバンドネオン協奏曲・日本初演)をもってオーケストラ・デビュー。以後、NHK交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢など主要なオーケストラと共演を重ねている。2017年、自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成。2021年、ピアソラ生誕100年に合わせ「ブエノスアイレス午前零時」をリリース。同時にピアソラ・イヤーを記念した全国ツアー公演を開催。2021年、NHK大河ドラマ「青天を衝け」大河紀行の演奏を担当するなど、若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。最新アルバムは恩師ネストル・マルコーニと自身の室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」による師弟共演のライブ録音「バンドネオン・レジェンド〜ベスト・オブ・ピアソラ&マルコーニ」。使用楽器は、恩師ネストル・マルコーニより譲り受けた銘器、1938年製Alfred Arnold。
山中 惇史
(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。後に同大学器楽専攻ピアノ科卒業。第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位受賞。器楽、室内楽、合唱など多数がヤマハミュージックメディア、カワイ出版などから出版されている。またピアニストとしては2018年にリサイタル・デビュー。共演者としても絶大なる信頼を置かれ、国内外の著名なアーティストに指名を受け共演を重ねる。ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、準特選盤に選出されている。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団など多数のオーケストラとの共演、作品が演奏されている。2020年にピアニスト・作曲家の高橋優介とのピアノデュオ『176』(アンセットシス)を結成。自らの編曲によりオーケストラ作品の演奏に挑み、第1弾として『レスピーギ/ローマ三部作』をメインに演奏会を開催、同時にカワイ出版より楽譜出版、ライブレコーディングもされた。2021年10月アルバム『ジョン・ウィリアムズ・ピアノコレクション』がエイベックス・クラシックスよりリリース。さらに最新アルバム『ショパン-旅路』が2023年2月22日に日本コロムビアよりリリースされた。
https://www.atsushi-yamanaka.com/
X:@ginyamagin
Instagram:@yamanaka.atsushi