ここキャン北海道の話
2022年3月10日
店長の話
昨年のこと。
赤平「水曜どうでしょうハウス」公開に向けて
水曜どうでしょうの藤村さんやHTBスタッフと共に
自分たちの力だけで作業をしていました。
ある日は
土を掘り返して水平を測り敷石を並べてみたり
またある日は、廃材を利用して入口の看板を制作したり
またある日は、いたるところにある石を集めて敷き詰め道も作りましたね。
虫よけのネットを頭から被って
草や笹を刈ったり、木を切ったり、薪割りもしました。
なんど赤平に通ったことでしょう。
なんどホームセンターに買い物に行ったことでしょう。
なんど指を怪我したことでしょう。
そんな中、作業が終わると決まって
シェフ藤村が作ってくれる
まかない飯をみんなで食べ
焚火を囲んでいろんな話をしました。
見上げると満点の夜空
池に写り込む月明かり
耳を澄ますと虫の声
鹿もたまに遊びに来てくれたり
作業は大変なんだけど
それ以上にこの状況を
楽しんでいました。
そんな日が続いたある日
藤村さんに話をしました。
赤平にもありますけど、北海道にキャンプ場って300以上もあるのを知っていました?
そのキャンプ場を一緒に巡りましょうよ!藤村さんが料理したり、みんなで作ってみたり、酒を吞みながら、焚火したり、みんなで新しいグッズを考えてみたり、花火してみたり、テントで寝言を言ったり、いびきで眠れなかったりと。考えただけで楽しくないですか?赤平に通うようになり、毎回焚火の炎を見ながら考えていたんです!この楽しさをみんなで一緒に楽しめたらなって。イベント名ももちろん考えてます!藤村さんが参加するキャンプイベントと言えば、これしかないです。水曜どうでしょうの名セリフと言えば「ここをキャンプ地とする!」じゃないですか。であれば「ここキャン」!「ゆるキャン△」じゃないです!「ここキャン」!真似したって言われてもいいじゃないですか!藤村さんは声優として参加もしてますし!大丈夫です!やりましょう~!「ここキャン」を北海道で!
翌日
藤村さんが一言
「ここキャン、やろうじゃない!いろんな場所に行ってやろう!
俺は冬だっていいと思うぞ!できれば一年中やりたいな!
酒も旨いし!是非やろう!」
了解しました!
そんな話があり
自治体の皆さんやスタッフの協力もあって
なんとか開催することができそうです。
もちろん皆さんに参加いただかないと実現できませんが
「ここキャン北海道」
大勢の方が参加するイベントにはなりませんが
少ない人数だからこそ楽しめるそんなキャンプにしたい。
参加していただく皆さんと一緒に作り上げていくそんなキャンプにしたい。
何度も参加したくなるキャンプイベントにしたい。
なんか楽しいんだよね!って思うようなキャンプにしたい。
道民の皆さんをはじめ
道外勢の皆さんの参加も
両手を広げてお待ちしております。
グッズ店長 野口