10月15日(土)午前10時20分放送 イチオシ!老いるショックスペシャル ともに明日へ~認知症患者がつなぐタスキ~

  • イチオシ!老いるショックスペシャル ともに明日へ~認知症患者がつなぐタスキ~
  • 【再放送】
    10月22日(土)深夜2時23分から

    【内容】
    「認知症の人も、家族も、生き生きと暮らせるように」。
    そんな願いから、患者と家族と周りの人たちがタスキをつなぐ、リレーのイベントが2012年、北海道で生まれた。「ラン・トゥモロー(明日へ走る)」を略し、「RUN伴(ランとも)」という。今年のイベントは7月に始まった。

    北見市の86歳の男性は要介護5の認知症。妻と娘は当初、「男性が認知症であることを隠したかった」という。それでも「お父さんの笑顔が見たい」と、3人でRUN伴の参加を決めた。ゴールを切ったあと、妻は「ありがとうございました。これからも頑張って見守っていこうと思っていますから、みなさんもどうぞ力を貸してください」と、涙を流しながら挨拶した。男性は微笑んだように見えた。

    函館市の70歳の女性は認知症と診断され、「もうダメね。終わり。早く死にたいよ」などと日記に書きつづっていた。入所している介護施設から頼まれ、「RUN伴」のタスキを縫った。タスキは全部で16本。昔から裁縫が得意だった。女性は走るつもりはないと話していたが、当日、タスキをかけた。「気持ちよかったです」。走り終えた女性は満面の笑顔だった。

    北見から函館まで。参加者はタスキに思いを込めた。タスキはさまざまな人たちに変化をもたらした。「イチオシ!ニュース」のシリーズ企画であり、日本民間放送連盟賞・特別表彰部門『放送と公共性』で優秀賞を受賞した「老いるショック」の特別番組として、年々増加する認知症患者とどう向き合うのか、提言する。

    【ディレクター】 北村玲奈、田中厚志
    【プロデューサー】 山田佳晴