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あなたとHTB
このページは平成22年10月17日放送分から引用しています。
タイトル
オープニング
「知里幸恵銀のしずく記念館」オープン
大野恵アナ
アイヌ文化の伝承に貢献した知里幸恵(ちりゆきえ)の記念館が先月、故郷・登別にオープンしました。9月17日には記念の催しが行われ、アイヌ民族の新築祝いの儀式「チセノミ」で祝いました。
この記念館は、1903年、登別に生まれ19歳の若さでこの世を去った知里幸恵の生涯と功績を紹介しています。知里幸恵はアイヌ民族の歴史や言い伝えを初めて文書化した「アイヌ神謡集」(しんようしゅう)を執筆し、文化の伝承に大きな足跡を残しました。
林和人アナ
おはようございます。「あなたとHTB」の時間です。
「あなたとHTB」は、視聴者の皆様とともに
よりよい放送を目指すための番組です。
大野アナ
番組の最後には視聴者の皆様へのプレゼントもありますので、
どうぞ最後までご覧ください。
大野・林両アナ
林アナ
最初は9月の「HTB放送番組審議会」での審議委員の主な意見を紹介いたします。
9月の審議会では、テレビ朝日をキーステーションに系列24局で放送中の「報道ステーション」について議論していただきました。
今回はテレビ朝日から「報道ステーション」担当の北川部長にお越しいただき、審議会の冒頭で番組の立上げから現在までの概要、番組のねらいや位置づけ、目指す方向性などをコメントしていただいたあと審議に入りました。
それでは委員の主な意見です。
HTB放送番組審議会
大野アナ
◇同業として伝えるべきニュースの取捨選択、優先順位の確かさ、その見せ方など大変参考になる。あらゆるデータに映像を補足する努力で、分かりやすさを追求している。
◇さまざまなニュースを、老若男女に徹底的に分かりやすく伝える努力に敬服する。スポーツコーナーは視聴者が一緒に盛り上がることができる作りで好感が持てる。
◇「今日、何があったか」にふさわしい内容。世の中の動きを的確にキャッチし、一日の終わりに自分の考えを整理するうえで重要な番組である。明日に活力を与えるコンテンツとしてがんばって欲しい。
◇環境ウイークの特集「ソーラー・インパルス」は、時機をとらえ、次世代に向けた問題提起も含まれた出色の内容だった。スイス地方の美しい映像にも感嘆した。
◇限られた時間内で様々なニュースを深掘りし、多様な人々の意見をバランスよく取り上げている。
◇曜日ごとに変化する、新聞紙を用いたアニメーションのオープニングを楽しみにしている。ジャズ調のテーマ曲も「一日の終わりの始まり」を感じさせ、印象的である。
◇ニュースを新鮮なうちに視聴者に届ける、ニュースを多角的にしっかりと検証し、視聴者に正確に届けようとする努力が見て取れる。
◇女性キャスターの存在が希薄だ。女性の立場でニュースを見る視点を強調すべきではないか。円高についても男女ではずいぶん見方が違うだろう。
◇ニュース内容の多様化や細分化が進んでおり、コメンテーターが一色さん一人ではつらい。これから複数のコメンテーターの起用も検討すべきではないのか。
◇古舘キャスターは、自分の意見を押し殺し、脚本通りのコメントを言わされているように感じる。もっと自らを信じ、自分の言葉で意見を述べるべきではないか。
◇古舘キャスターは行き過ぎた、一元的な、恣意的な、一方的なコメントが散見される。今後はMCの変更も視野に入れて検討をいただきたい。番組はBPOで取り上げられる回数も多い。
◇「報道ステーション」は他の追随を許さぬ確固たる地位を築いた。視聴者の信頼を失うことなく、日々研さんを積み、長く継続していただきたい。
といったご意見でした。
林アナ
ところで、HTBを含むテレビ朝日系列24社の放送番組審議会では、
放送番組のより一層の質的向上に資するものとして「プログレス賞」
というものを制定しています。
系列24社放送番組審議会委員代表者会議
林アナ
10月7日、沖縄で開催された放送番組審議会委員代表者会議には全国から24社の代表者が集まり、報道番組、ワイドショー、ドラマ、バラエティなどテレビ朝日系列が放送している「放送番組全般」について熱心な議論が行われ、あわせて、「プログレス賞」の選定についても話し合いが行われました。
プログレス賞授賞式
HTB制作「ぬくもりの向こうに」が優秀賞
林アナ
その結果、第16回となる今年度の「プログレス賞」はHTB制作のドキュメンタリー番組「ぬくもりの向こうに…乳児院 親の愛を知らない子供たちのふるさと」が優秀賞に選ばれました。
この表彰制度は、系列各社が前年度に放送された番組の中から
1作品をエントリーし、24社番組審議会委員による選考作業を経て決
定されるものです。優秀賞は最優秀賞に次ぐ第二位の入賞となります。
大野アナ
この作品は、小樽市にあった北海道立中央乳児院を取材したものです。
この乳児院は、昨年3月に閉鎖されましたが、HTBでは閉鎖される
2年前からこの乳児院を撮影してきました。
ぬくもりの向こうに
大野アナ
0歳から2歳までの子供たちが親元を離れて過ごしていた乳児院。60年の歴史を持つこの道立中央乳児院は、戦後の混乱期に開設され3000人近くの子供たちが巣立っていきました。そんな子供たちにとって「ふるさと」ともいえる施設が、北海道の財政難などを理由に民間に移譲され消えてしまったのです。運営は北海道から民間の社会福祉法人となり、面倒を見ていた職員は全員入れ替わりました。施設も新たに札幌に作られ、生後1ヶ月に満たない子供も含め全ての子供たちが小樽市銭函から札幌へと引っ越したのです。
取材は、乳児院の日常と閉鎖される最後の日までを追いました。また、新たに出来た乳児院での子供たちの暮らし、そして、職員の苦悩も描いています。
ナレーターは、大沢たかおさん。大沢さん自身も小樽の中央乳児院に実際に足を運んで職員の方と話をし、子供たちと触れ合ってナレーションの収録に臨みました。何故、乳児院という施設が存在するのか。大沢さんは「子供たちの未来を思いながらナレーションしました。この番組を通して、こういう現実があることをまず知ってもらいたい」と語っていました。
今回の「プログレス賞」優秀賞受賞はこうした社会的意義が認められたものです。
林アナ
続いて、地上デジタル放送のご案内です。
林アナ
北海道の地上デジタル放送は2006年6月、道央圏からスタートしましたが、地上デジタル放送への完全移行は来年の7月24日に迫ってきました。
9月27日は完全移行まであと、ちょうど300日でしたが、HTBでは9月26日、「ユメミル.デジ6“あと300日だon”」と題して地デジ化推進のためのミニ番組を放送しました。
ユメミル.デジ6“あと300日だon”
林アナ
来年になると、テレビの買い替えやアンテナ工事の改修などが殺到することも予想されますので、どうぞ早め早めの準備をお願いします。
なお、地上デジタル放送に関する問い合わせは、「総務省地上デジタルテレビジョン放送受信相談センター」のほか、「総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)」までお願いします。
<0570-07-0101>
<デジサポ道央、デジサポ道北、デジサポ道東、デジサポ道南>
大野アナ
さて、秋は番組の衣替えの季節です。
ファン待望の「相棒」新シリーズが、10月20日水曜日にスタートします。
相棒
平成ノブシコブシのヨルオシ!
大野アナ
HTBのローカル放送では、10月7日から木曜深夜に新しい番組を立ち上げました。
「平成ノブシコブシのヨルオシ!」です。
北海道出身のお笑いコンビ、ノブシコブシがニュースで取り上げた現場に突撃。かれらの目線でその裏側を取材するバラエティです。
木曜日深夜0時50分の放送、どうぞお楽しみに。
林アナ
ここで、HTB主催のコンサートをご紹介します。
ショパン生誕200年とショパンコンクール優勝25周年を記念した「スタニスラフ・ブーニン」オール・ショパンピアノ・リサイタルが11月19日金曜日、札幌コンサートホール「キタラ」で行われます。
スタニスラフ・ブーニン
林アナ
チケットはお早めにお求め下さい。
ジルベスターコンサート
林アナ
ことしも大晦日は年越しの「ジルベスターコンサート」にお出かけになってはいかがですか。
大野アナ
ここで、プレゼントのお知らせです。
きょうは「onちゃんとぐちの巾着袋」を3名の方にプレゼントします。
お申し込みのあて先はごらんのところです。どうぞおはがきで
お申し込みください。今週20日水曜日の消印有効です。
onちゃんとぐちの巾着袋
あて先
〒062-8501 HTB「あなたとHTB」プレゼント係
本日の放送日とご住所とお名前、電話番号と「あなたとHTB」へのご感想を書いてお送り下さい。
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
林アナ
では今日はこの辺で失礼します。