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番組審議会だより


 北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,2ヶ月に一度第4日曜午前5:35から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

第501回北海道テレビ放送番組審議会概要

日時

2018年2月22日(木)
15:00~16:45

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審議テーマ

HTB開局50周年記念
「ハナタレナックス特別編 チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽」

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出席委員
平本健太 委員長
斎藤 歩 副委員長
喜多洋子 委員
鳥居マグロンヌ 委員
深江園子 委員
稲井良介 委員
高橋多華夫 委員
佐賀のり子 委員
嶋田知紗 委員
佐藤 敦 委員(レポート参加)
会社側出席者
代表取締役社長 樋泉 実
常務取締役 國本昌秀
取締役 森山二朗
役員待遇コンテンツ事業室長 川筋雅文
報道情報局長 大羅富士夫
CSR広報室長 岡 仁子
編成局長 福屋 渉
番組担当プロデューサー 杉山順一
番組担当ディレクター 形部 彰
番組担当ディレクター 星 悠平
番組審議会事務局長 斎藤 龍

【会社報告】

  • ピョンチャンオリンピック取材応援
  • 第69回さっぽろ雪まつり、盛況裡に終了
  • 北海道命名150年キックオフイベント、2月5日開催
  • 今 私たちにできること~3.11とともに歩む、3月11日開催予定

【審議番組についての委員意見要旨】

《評価点》

●短時間に膨大な量と種類の情報を盛り込んで、小樽の街を全国の人に紹介する番組としては、実に上手く作られていた。

●札幌市民にとって小樽は見慣れた街であるが、全編テンポ良く飽きずに楽しく視聴することができた。

●平均年齢が40歳を超えるおじさんたちの仲の良さが画面からにじみ出していて、その何とも緩くてほっこりした雰囲気が、そのまま番組の魅力になっていた。

●全体としては、全国向けの派手さと、ハナタレナックスらしいローカル感が両方感じられた。

●新しいスポットを紹介するたびに、昔の写真や映像を使いながら、丁寧に教えてくれるのが大変良かった。

●特に、道外の視聴者の方々には小樽という観光地がかなり魅力的に映ったはず。小樽の集客に大いに貢献していた。

●小樽運河クルーズでスタートするオープニングが新鮮。

●祝津の景色、ドローンの映像、夕日の映像も美しかった。

●安田さんの「何にも楽しくない。明日もロケだ。2ヵ月休みがない」というぼやきさえも、味わい深いヤスケン節になっていて大いに楽しませてくれた。

●私の周りのファンには40代が多く、親子で視聴して育った第二世代が成人しているようで、世代を超えた価値があることに驚いている。

●スタッフと出演者との気心の知れた関係も、和やかな雰囲気を醸し出す背景にあったのだろう。

●くじで、食べられる人と食べられない人がいてもそれを暖かく見守るチームナックスの人間的な良さがあって微笑ましい。

●「おたる水族館」での鮭の丸呑みはインパクト大。トドのショーは様々な角度からの映像をふんだんに盛り込んで迫力満点。

●森崎さんが、運河沿いの倉庫の外観の保存の状況や硝子工房の位置関係など補足説明をさりげなく入れていたことは、好印象。

●視聴者プレゼントは金額の多寡ではなく、出演者の個性や特別感があらわれて好感がもてる。

●嬉野さんのナレーションは非常に味わいがあり、番組のトーンと非常によく合っている。その語りには、独特の力とリズム感があり画面を引き締める効果がある。

《改善点・要望点》

◆とにかく盛りだくさんでメインが欠けていたような感じ。どのトピックも全部が同じ重さに取り上げられていた。

◆個人的にはあまり目新しい情報がなかった。メジャーな観光地を道内・道外両方に紹介するのは難しいのだなと思った。

◆トドの鮭の丸のみの場面は「命を頂く」という視点からのコメントがあっても良かった。

◆オルゴールの漢字表記のクイズについて、視聴者に解答を出すタイミングが少し早いのではないかと感じた。

◆ナックスの面々が忙しすぎてスケジュールの確保が難しいことが番組作りの大きなボトルネックになっているであろうことがなんとなく透けて見える。

◆50代の私には、映像や編集がどこか落ち着きがなく感じ、少々気が散った。

《提言》

☆来年以降もこの番組を見るのを大いに楽しみにしている。細かい部分も含めて反省点を糧に、いっそう進化していくことを期待する。

※次回の放送番組審議会は3月22(木)開催予定です。