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番組審議会だより
北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,2ヶ月に一度第4日曜午前5:35から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
第510回北海道テレビ放送番組審議会概要
日時
2019年1月25日(木)
15:00~17:00

審議対象番組
出席委員
平本健太 | 委員長 |
斎藤 歩 | 副委員長 |
鳥居マグロンヌ | 委員 |
深江園子 | 委員 |
稲井良介 | 委員 |
高橋多華夫 | 委員 |
佐賀のり子 | 委員 |
佐藤 敦 | 委員 |
貝澤珠美 | 委員(新任) |
会社側出席者
代表取締役社長 | 寺内達郎 |
取締役 | 森山二朗 |
取締役 | 福屋 渉 |
役員待遇コンテンツ事業室長 | 川筋雅文 |
報道情報局長 | 大羅富士夫 |
CSR広報室長 | 岡 仁子 |
番組担当プロデューサー | 多田 健 |
番組担当ディレクター | 宍戸友貴子 |
番組審議会事務局長 | 斎藤 龍 |
【会社報告】
- 貝澤珠美氏へ委員を委嘱
- 正月三が日視聴率動向
- 1月22日、スマートニュースへのHTBニュース配信開始
- ハナタレナックス特別編第5弾、2月10日全国放送
【審議対象番組についての委員意見要旨】
≪評価点≫
●北海道の魅力の一つである雪を同じアジアでも体感できない台湾とタイに届けるという、みんなが幸せになれるすてきな企画だ。
●onちゃんと雪によって、アジアの地域の各地の文化や人々の思考を知るという試みはよかった。
●エネルギッシュなアジアの観光地が適切なタイミングでふんだんに紹介されており、楽しめる番組に仕上がっていた。
●雪を歩くonちゃん、水上マーケットを観光するonちゃん、象に乗るonちゃんなどなど、onちゃん好きな人にはたまらない番組。
●onちゃんという丸っこくてかわいいらしいキャラクターが国境を越えて多くの人から愛されるという事実も画面を通して強く伝わってくる。唐草模様の風呂敷に雪だるまの容器を背負って歩く姿が何とも愛らしい。
●onちゃんという世代を問わず親しみのあるキャラクターが案内ということで、家族みんなが安心して楽しめる番組だった。
●雪だるま郵便の由来を初め、北海道の二つのまちと台湾、タイの日常など情報が豊富で、楽しく視聴した。
●北海道のおいしいお菓子を配るのも北海道のアピールにとてもよい。「白い恋人」も「蔵生」もきっととても喜ばれたと思う。
●台湾でもタイでも雪を見た人々の驚きと笑顔に本当に驚かされた。道民にとって当たり前の邪魔者でもある雪があれほどに人の表情を変えることができるということに感動すら覚えた。
●onちゃん公式ユーチューブに誘導するなども適切で、地上波とネットの上手なコンビネーションだ。
●李強さんが同行していて安心感があった。また、大野アナウンサーもonちゃんをほどよくサポートし、好感を持った。
≪改善点 要望点≫
▲被災地である安平町の郵便局が現在もあの取り組みができているのか、そういったフォローが何かしら欲しかった。
▲もう少し歴史や習わしの説明部分があってもよかったと思う。例えば、台湾のお正月になぜ乾物を食べるのかなど。
▲雪だるま郵便や小包について「かの有名な」という一言でVTRが流されてしまっていた。もう少し丁寧な説明が欲しかった。
▲アジアの国へ雪を届けるというのが今冬なのか昨冬なのか、少し混乱した。時間軸の経過が少々わかりにくかった。
▲台中のグルメとして紹介すべきは宮原眼科のパフェなのかは疑問だ。確かに、SNS映えはするが、もっと台湾らしいものでよかった。
▲番組の視聴中に解けずに雪が届くのかというハラハラ・ドキドキ感はほとんどない。番組広報と番組内容とが少々ずれている感がある。
≪提言≫
★今後も積極的にonちゃんをアジア諸国やロシアのサハリンなどに派遣し、北海道を再発見できる番組各地の生活や庶民の営みを垣間見られる番組づくりに期待する。
★文化の違いからさまざまなすれ違いなどが起こるのだと思うが、このような番組をきっかけに楽しくて温かい交流が進むともっとお互いに理解し合えると思う。
次回の放送番組審議会は2月28(木)開催予定です。