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番組審議会だより
北海道テレビ放送では、番組審議会委員10名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は,2ヶ月に一度第4日曜午前5:35から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
第529回北海道テレビ放送番組審議会概要
日時
2020年11月26日(木)コロナ禍の影響によりレポート開催
審議対象番組
出席委員
岡田美弥子 | 委員長 |
斎藤 歩 | 副委員長 |
佐藤 敦 | 委員 |
貝澤珠美 | 委員 |
気賀沢祐介 | 委員 |
松原宏樹 | 委員 |
穴澤龍治 | 委員 |
森平和歌子 | 委員 |
桜木紫乃 | 委員 |
会社側出席者
代表取締役社長 | 寺内達郎 |
常務取締役 | 森山二朗 |
報道情報局長 | 中川圭亮 |
編成局長 | 橋本秀利 |
番組担当プロデューサー | 星 悠平 |
番組審議会事務局長 | 斎藤 龍 |
【審議対象番組についての委員意見要旨】
【評価点】
●改めて北海道は雄大だ、今年の夏は残念だったという気持ちになった。やっぱりいいですねという冒頭の大野ユリエさんのコメントが全てを表している。
●北海道の最新観光情報の提供をテーマに、美瑛・富良野地域の観光名所や食事処、スイーツなど一連の観光資源が幅広く紹介され、全体的としては気軽に楽しめる内容だった。
●コロナ禍で出かけることがままならない今だからこそ、改めてその美しさを再認識することができたように思う。
●観光という水物の産業に頼るだけでは私たちの生活基盤はかなり危ういということに今回の事態で気づかされた。
●観光客のいない8月の富良野は、今までの北海道観光がどこを向いて発信されていたのかを如実に語っていたようにも思った。
●番組の中で、折に触れてコロナ対策を紹介、見る者に安心して観光できるという印象を与え、ベストシーズンなのに来客の少ない観光地を応援するという目的を果たしていると感じた。
●四季彩の丘の満開時のドローン映像や晴れた日のモーターパラグライダーで体験できる映像、雲の中を飛んでいく様子には驚いた。
●フェルム ラ・テール美瑛での食事は、ボリューム感や新鮮さが十分に伝わり、また、地元食材にこだわりのあるオーナーのコメントも観光資源としての魅力を高めるものだった。
【要望・改善点】
▲大野さんが管理栄養士の資格を取得されているので、食レポ時に栄養、効能などのコメントがあるとよいと思う。
▲海外でも放送されることを考えると、今回は視聴者のターゲットが道内に限定されているので、少し違和感があった。
▲オーソドックスな観光地だけではなく、あまりスポットが当たっていないけれども、実は興味深い隠れた名所も紹介していただければよかった。
▲風景を売りにしている地域を紹介する番組に一番大事なものは太陽なのだと感じた。今回は、曇天のため、映像に力がなく、それほど魅力的な場所に映っていないと感じた。
▲「サンタのひげ」は、メロンの上に乗っているソフトクリームが溶けて滴っている、「もものパフェ」もクリームが溶けてしまったのか、桃に染みができているように見受けられ、大変残念。
▲残念だったのは、お店の方々がマスクをしていらしたため、表情が分かりにくかった点。安全性では劣るのかもしれないが、透明のフェイスシールドのほうがよかったのではないか。
【提言】
☆アフターコロナの旅行先として、少しでも多くの視聴者に北海道に関心を寄せいていただくためには、北海道の観光資源の価値を最大限高めるような魅力的な映像が必要であり、こうした視点に立った旅番組づくりを期待する。
次回の放送番組審議会は1月29日(金)開催予定です。