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番組審議会だより


 北海道テレビ放送では、番組審議会委員8名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は、2ヶ月に一度第4日曜午前5:40から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。

第550回北海道テレビ放送番組審議会概要

日時

2023年1月26日(木)15:00~17:00

審議テーマ

イチオシ!! 4部

出席委員
岡田美弥子委員長
斎藤 歩副委員長
桜木紫乃委員
及川華恵委員
鍋島芳弘委員
田村ジャニーン委員
樋口 太委員
横田伸一委員
会社側出席者
代表取締役社長寺内達郎
取締役佐古浩敏
報道情報局長伊藤伸太郎
編成部長佐々木淳一
報道部長後藤雄也
イチオシ!!ニュース編集長見張祐介
番組審議会事務局長渡辺 学
番組審議会事務局吉田みどり

【審議対象番組についての委員意見要旨】

≪評価点≫

・ニュースで取り上げたテーマはいずれも視聴者の関心が高いものが選択されており、内容は視聴者が知りたいと思うであろうポイントを押さえたうえで、とても分かりやすく伝えていた。

・鉄板の安定感がある。これは依田アナウンサー、森さやかアナウンサーのコンビネーションがもたらしているからだと感じる。そして、コメンテーターの藤尾さんの仕事も的確・適切だった。

・ニュースとしての厚みも満足したし、なにより道内の話題に特化して掘り下げられていることがありがたかった。

・番組冒頭の3本のニュース、まず深刻な問題を2つ取り上げた後に、ボールパークの開業に向けた北広島駅の新ダイヤという明るい話題に移っていくことで、気分が上向く作りになっていた。同じニュースでも、順番次第で視聴者の気分が違ってくることを、あらためて実感した。

・納骨堂の経営破綻のニュースでは、これまでの経緯、不動産会社が宗教法人を引き継ぐことの課題、遺骨引き取り可能な期間やその条件など、知りたいと思うポイントを明解に伝えていた。

・依田アナウンサーの説明が良く整理されていた。北広島の新球場のニュースでは、説明に用いたJR時刻表や停車駅などの図についても分かりやすく、随所に工夫がなされていた。

・西興部村の障害者支援施設のニュースは、新たな「暴言」と道議会の動きをうまく組み合わせて報じていた。問題のあった職員が引き続き働いていること、そうでないと人手不足で施設が回らない側面もあるという悩ましい状況まで伝えた点もよかった。

・道民の生命、生活のリスクに関わる天気を手厚く伝え、納得感が高かった。留萌からの中継、交通網への影響、そして予報と過不足ない印象だった。この冬最強の寒波到来ということで、家の中、車で外出した際の暴風雪への備えを、イラストをまじえて伝えたのも丁寧だった。

・「イチバン!!」のコーナーで紹介された「おもしろ遊便館」。館長の歴史や活動、現在が詰まっていて、個人を取り上げる特集とはこういうものだ、と改めて思った。個人と、その周囲と、背景がバランスよくコーナーに収まっていたと思う。

・「おもしろ遊便館」のコーナーの冒頭「ここに送られてきた全国各地からの郵便」の博物館、と説明があり、よく分からなかったのだが、見ていると全国各地からこの遊便館に送られてくることが分かり、館長の熱意を感じた。

・オリンピック・パラリンピック招致のニュースで、WEB配信の「北海道ニュース24weekend」を引用し、アーカイブ配信を二次元コードで誘導しているのは、いい試みだった。特に深掘りしたい記事、話題の解説がオンデマンドの動画で見られるのはうれしい。 テレビ放送とネット配信が相反するものではなく、うまくリンクさせることで、両者が共存する方向性を提示できるのではないか。

≪要望点・改善点≫

・番組冒頭の依田アナウンサーと森アナウンサーの挨拶シーンで、2人のお辞儀の仕方に違いがあるのが気になった。時間や角度は、ある程度そろえておく方が良いような気がした。

・新球場のニュースで、ナイトゲーム開催時のJRの新しいダイヤが紹介されたが、いつから始まるのか分からなかった。まだ決まっていなければ、そのことを伝えてもよかったのではないかと思う。

・画面上部の二次元コードから、YouTubeの特集番組に飛べることは、もっと明確に、テロップやアナウンスで伝えてよかったのではないか。時間の限られた地上波と、枠の制約のないデジタルの連係という取り組みをどんどん増やしアピールしてよいのではないか。

・ニュースが伝える数字の意味について、もやもやしたものが残ったまま次々に情報が浴びせられた感があった。新球場のニュースでは、1万1500人が利用見込みで快速列車の車両6両を6本追加。それで足りるのか足りないのか、その答えがなかった。また、オリンピック・パラリンピックの開催経費については、「170億円膨らむ」とあったが、全体予算が分からないので、この数字が大きいのか小さいのかわからなかった。

≪提言≫

・報道という仕事は手間とコストがかかる。割に合わない面もあるかもしれない。それでも、地元のニュースを丁寧に取材し、掘り下げ、伝えていくことは、地域に根ざすテレビ局として、信頼をえるためには不可欠だ。

・「納骨堂の経営破たん」のニュースに関し。少子高齢化と都市部への人口集中に伴い、視聴者の中には「墓じまい」や「終活」についての関心が高まっていると思う。納骨堂ビジネスの現状はどうなっているのか、他の宗教法人でも同様の事態があり得るのか、今後、取り上げていただきたい。そして専門家による問題提起・提案についても紹介いただきたい。

次回の放送番組審議会は2月22日(水)開催予定です。

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