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番組審議会だより
北海道テレビ放送では、番組審議会委員8名の方による放送番組審議会を設け、毎月1回(8月と12月を除く)審議会を開催して、放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
番組審議会でのご意見は、2ヶ月に一度第4日曜午前5:40から放送の「あなたとHTB」でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
第568回北海道テレビ放送番組審議会概要
日時
2024年10月31日(木)15:00~17:00
審議テーマ
出席委員
岡田美弥子 | 委員長 |
桜木紫乃 | 副委員長 |
及川華恵 | 委員(レポート参加) |
田村ジャニーン | 委員 |
樋口 太 | 委員 |
横田伸一 | 委員 |
清水友陽 | 委員 |
土田 拓 | 委員 |
会社側出席者
代表取締役社長 | 寺内達郎 |
取締役 | 佐古浩敏 |
報道情報局長 | 伊藤伸太郎 |
編成局長 | 戸島龍太郎 |
社会情報部長 | 坂本英樹 |
社会情報副部長 | 市川大祐 |
報道部長 | 後藤雄也 |
編成部長 | 野沢和寿 |
編成副部長 | 金子 陽 |
番組審議会事務局長 | 渡辺 学 |
番組審議会事務局 | 吉田みどり |
【審議対象番組についての委員意見要旨】
≪評価点≫
・番組で提供される情報や報道を通して、視聴者がどのように行動するのがいいのかを伝える重要な機会になっていると強く思った。
・情報番組という、いわば百貨店的な作り方の中で、冒頭のニュースに続き、「キミの名は?~What’s your name?~」、「秋のどんぶりグランプリ」といった話題まで、硬軟のバランスがよかった。
・途中から見た視聴者でも内容がわかるように、項目のタイトルが右上に字幕で表示されていたことや、日付や時刻、天気などの役立つ情報がひと目で分かるよう左上に表示されていたのがよかった。
・全国ニュースはテレビ朝日が、北海道内のニュース・話題はHTBが提供するということで、役割が明確になっており、わかりやすい流れとなっているなと感じた。
・ニュースの項目が暗い話題から明るい話題という流れになっていて、その後の特集の前に視聴者の気分を切り替える良い手法だと感心した。
・天気予報は分かりやすい。「トピックス」として週末の天気を伝えるなど、視聴者にとって気になる情報をしっかり伝えてくれるのもありがたい。
・「秋のどんぶりグランプリ」のコーナーでは、画面の左上に常に場所が表示されており、途中から見た視聴者にもどこで開催されているのかが分かるような工夫がされていた。
・「キミの名は?~What’s your name?~」のコーナーは、よくいろいろ見つけ出してくるものだと感心している。今回も「タンパーエビデントバンド」の意味、役割、アルミキャップからの進化、製造方法とたくさんの「へえ」があった。
≪要望点・改善点≫
・朝の情報番組「イチモニ!」では、右下で新千歳空港と東京の情報があるが、「イチオシ!!」でないのはどうしてだろう。視聴者層の違いとは思うが、あるとうれしい。
・アナウンサーが「めっちゃおいしい」という表現を使ったのは残念。視聴者との距離感を縮めたいという思いがあったと推察したが、言葉を大切にして欲しい。
・鳥インフルエンザのニュースで「埋却(まいきゃく)」や「卵価(らんか)」など、音(おん)だけではイメージがつかない言葉があった。テロップなどの文字情報による補完の重要性を感じた。
・紫金山・アトラス彗星のニュースで、さっぽろ創世スクエア屋上からの撮影を試みていたが、この場所は通常、一般の人が入ることはできない。視聴者が、どのあたりからであればきれいに見えるのか取材して欲しかった。
・保護猫の譲渡会のニュース。通常の譲渡会は事前に抽選等で参加希望者を募り、譲渡する際に家庭環境などを確認すると思うが、今回の放送では、こうした情報が一切なかった。これでは、猫好きの人がペットショップ感覚で訪れることを助長してしまったのではないか。
・onちゃんがちょっと汚れていたのが気になった。スタジオの黄色がとても鮮やかなので、画面が変わったときのonちゃんが貧相に見えてしまった。
次回の放送番組審議会は2024年11月28日(木)開催予定です。