2016年4月9日(土)放送
八雲町の"風の子もち"
食のチカラ~依田英将のうまいもの見つけ隊(たい)~
依田アナが道内各地を巡って"旬"を紹介する特集です。
漁船に乗ったり、畑で収穫をしたり、料理をしたり・・・
北の"旬"ウォッチャーとしてお邪魔したマチのみなさんと
触れ合いながら道産食材の安心・安全を伝えていきます。
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今回のテーマはこちら
八雲町のもち米「風の子もち」
ほど良いコシと粘りが特長で、料理はもちろん、お菓子にも最適。おいしいと大評判です。
こちらは小林農園の小林幹至(みきのり)さん、37歳。
JA新はこだて落部(おとしべ)青年部の部長も務める、もち米生産・若手のホープです。
八雲町で生産が開始されたのは、28年前の1988年。
それまで道内では「もち米」は、ほかの品種が盛んに生産されていました。
そんな中、追いつき、追い越せと生産部会が努力を重ね、
いまや41戸の農家で年間およそ1380トンの「風の子もち」を生産。
たくさんの愛情を注がれ、八雲町の特産品として大きく成長しました。
こんな愛情たっぷりの「風の子もち」を使って、おいしい和菓子を作っているのが、
地元の老舗「くら屋菓子舗」です。
つきあがったもちは、適度な大きさにちぎって丸めたこしあんを包み込んでいきますが、
この道25年の倉地さん、目にも止まらぬ早業です。私も大福作りに挑戦してみました!
「やくもっちぃ大福」は八雲産の「風の子もち」を100%使った大福もち。
中には十勝産・減農薬栽培の小豆を使った「こしあん」が入っていて絶品です。
こちらは「八雲餅つき隊」。
JA新はこだて落部青年部のみなさんが「風の子もち」をPRするため、
イベントなどで餅つきを披露しています。
私も飛び入りで参加、一緒にもちつきを体験しました!
このつきたてのお餅と「風の子もち」を使った料理を地元のお母さんたちに作って頂くことに...
「風の子もち」を使った「五目おこわ」とつきたてのお餅を入れた
「軟白ネギとホウレンソウの雑煮」が出来上がりました。
「五目おこわ」は海の幸と山の幸が見事にマッチした八雲ならではの逸品です。
「雑煮」も地元産の茹でたホウレンソウと刻んだ軟白ネギをたっぷりのせました。
八雲町の「風の子もち」、町の皆さんの情熱で、いつでも食べ時ですよ~だ!
※取材にご協力いただいたみなさん、お忙しい中、ありがとうございました。
次は、あなたのマチにお邪魔します。