2016年6月4日(土)放送
滝上町"月のチーズ"
食のチカラ~依田英将のうまいもの見つけ隊(たい)~
依田アナが道内各地を巡って"旬"を紹介する特集です。
漁船に乗ったり、畑で収穫をしたり、料理をしたり・・・
北の"旬"ウォッチャーとしてお邪魔したマチのみなさんと
触れ合いながら道産食材の安心・安全を伝えていきます。
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今回のテーマは、滝上町の「月のチーズ」です。
今回は、8月に開催する「HTBイチオシまつり」に出店が決まった滝上町に伺いました。
人口2800人ほど。林業や酪農が盛んな街です。
その滝上町に10年前に移住し、こだわりにこだわった
フレッシュチーズをつくっている方がいらっしゃいます。
全国有名紙のお取り寄せグルメで準グランプリに輝いたチーズ。熱い男がつくっています!


つくっているのは、月村良崇さん40歳。
10年前に家族と滝上町に移住し工房を開きました。
日本で数少ない無添加のフレッシュチーズのみを製造しています。
目標は、パリの朝市で売られている出来立てのチーズの味です。
深夜1時すぎ。「月のチーズ」作りが始まります。
出来あがるまで二日間ほどかかるフレッシュチーズ。毎朝出荷するためのギリギリの時間です。
まずは、搾った生乳を低温殺菌します。室内35℃。湿気が多く熱気に包まれた密室の工房の中、
全ての作業を月村さん一人で行います。
約5時間後、仕込から10時間ほど、いろいろな思いの詰まった生クリームを木綿の袋につめ、
発酵させながらホエーを搾っていきます。
仕込みから2日目。チーズ職人・月村さんの「月のチーズ」が完成です。
全国のお取り寄せグルメで上位に入るほど人気の「月のチーズ」
そのなめらかさ、とろける舌触りは、思いは熱く、作業は丁寧で繊細な
男の手により生み出されていました。
滝上町の「月のチーズ」、いつでも食べ時ですよ~だ!
※取材にご協力いただいたみなさん、お忙しい中、ありがとうございました。
次は、あなたのマチにお邪魔します。