2017年8月18日(金)放送
親子で楽しめる巨大野外人形劇の魅力とは
今月20日、ある人と会うために、
愛華ちゃんは中島公園にある中島児童会館へ。
待ってくれていたのは、人形劇作家の沢則行さん。
去年、中島公園で行われた、こども人形こぐま座の
40周年記念人形劇「ピノキオ」。
芸術監督を務めた沢さんのスタイルが、
フィギュア・アート・シアタ―と呼ばれる、
人形と人が競演するチェコ流人形劇です。
今回、札幌国際芸術祭のプログラムとして、
今月19日・20日に上演される「中島公園百物語」。
当時、園内にあったレストランやラジオ局を
イメージした妖怪がたくさん登場します。
中島公園が貯木場だった頃をモチーフにした
「ちょぼくん」。今回登場する人形のほとんどが、
こういった被り物で、約3カ月前から準備していました。
北海道演劇財団「札幌座」の俳優が、
道具の準備にとどまらず、
「こぐま座」の子供たちの演技指導から、
実際に舞台での共演もすることになっています。
大人と子供、総勢40人が舞台に立つ「中島公園百物語」。
みんなをまとめているのが、構成・演出・音楽を担当する
齋藤歩さんです。
齋藤さんがずっと一緒に仕事をしたいと思っていたのが、
沢さんだったそうです。
稽古にお邪魔した愛華ちゃんは、
今回の人形劇の中で一番大きな妖怪に挑戦してみました。
6人がかりで操る巨大な像の人形、中々大変でした。
19日と20日の午後7時半から「こぐま座」前の
広場で上演される「中島公園百物語」。
19日午前11時からは、道庁赤れんが庁舎前、
北3条広場アカプラで妖怪人形が練り歩くパレードも。
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