2019年3月23日(土)放送
音更町の「銀龍苺」
音更町のブランドイチゴ「銀龍苺(ぎんりゅういちご)」に注目しました。
今から15年前、帯広の花屋さんがイチゴを専門に作る会社を始め、
生産から出荷まで行っています。
品種は「さがほのか」で色は朱色に近い色です。酸味と甘みのバランスが抜群です。
銀龍苺は1年を通して、ハウスで栽培されています。日差しの量と温度をカーテンで
調節したり、光合成を促す二酸化炭素の量を加減したり、緻密なまでに手をかけて育てます。
取材した日はハウス15棟でおよそ8000粒を収穫していました。
収穫したイチゴはその日のうちに地元の菓子メーカーをはじめ、東京のイチゴ専門店や
高級フルーツショップに出荷されます。東京・代官山と新千歳空港内のショップで売っているのが
イチゴ大福。普通のイチゴ大福とは違い、中にはイチゴが入っておらず、付属のナイフで自分で
大福を切りイチゴを入れて食べるんです!
生産者の齋藤響俊(さいとうきょうすけ)さんは「東京やその他の地方に行ったときに
『北海道の十勝で作っている銀龍苺、知っているよ』と言われるほど知名度を上げていきたい」と
語ってくれました。