2021年10月16日(土)放送
食のチカラ 昆布森の秋鮭 おいしい料理も
ルナレポート
秋鮭の産地のひとつ釧路町昆布森に行ってきました。
なんと私、初めて漁船に乗って秋鮭の定置網漁に密着してきたんです。
30分、船を走らせ最初のポイントに到着。
漁師さんたちが慌ただしく動き出します。
いよいよ秋鮭漁が始まります。
秋鮭漁は、産卵のために戻ってくる鮭を捕獲します。
昆布森沖は、栄養豊富な親潮が日本で最も陸の近くを流れているため
まだ産卵のためのエネルギーを消費していない身に脂がのっている状態の鮭が多いんです。
その体は、銀白色に光っているので銀毛と呼ばれています。
船上で活〆された鮭は、タグが付けら昆布森ブランドとして出荷されます。
ここからは、料理研究家・坂下美樹先生の美味しい秋鮭料理をご紹介。
まずは、秋鮭のごま味噌ポテトです。秋鮭と新じゃが、秋ならではのコラボです。
鮭を切っていきます。鮭はビタミンB6、DHA、EPAとても大切な栄養素がたくさん含まれているスーパーフードなんです。
鮭に軽く塩を振り水気が出てきたら拭きます。
じゃがいもは、良く洗って食べやすい大きさに切り電子レンジで2分ほど加熱し水気を拭きます。
鮭のうま味をより閉じ込めるため、調味料がしっかり絡むようにかたくり粉をまぶします。
フライパンにごま油を熱し鮭を色よく焼きます。続いてじゃがいもを加え焦げ目が付くくらい炒めます。
合わせ調味料を加え全体に絡めます。最後にごまを加え秋鮭とごま味噌ポテトの完成です。
続いて秋鮭の香味蒸し・ネギ油ソースです。とても簡単にできる一品です。
鮭を耐熱皿にのせていきます。鮭に塩・酒を振りかけます。
香味蒸しなのでいろいろな香味野菜で下味をつけます。
長ネギの青い部分に切れめを入れ、薄切りのにんにくを乗せます。
生姜の皮の部分、香りと栄養素がたくさん入っているので皮を捨てるともったいない。
ラップをかけて10分ほど置きます。
生姜・長ネギの白い部分は千切りに三つ葉は、4~5センチに切ります。
これでもう切るものは、全部終わり。後は蒸すだけ。簡単!
下味が付いたら電子レンジで5分加熱します。合わせ調味料をかけ長ネギ・生姜を盛り付けます。
ごま油を熱し回しかけ三つ葉を飾って秋鮭の香味蒸し・ネギ油ソースの出来上がりです。
昆布森の漁師の方にお話しをうががったところ、
秋鮭はここ数年と変わらない量が取れているそうです。本音を言うともっと取れて欲しい。
鮮度には気を付けているし安心安全な秋鮭を出荷しているのでおいしく食べてほしいとのことです。