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イチモニ! > これまでの放送 > 食のチカラ「厚岸町のあさり」

2022年4月16日(土)放送

特集

食のチカラ「厚岸町のあさり」

今回、ご紹介するのは「あさり」です。

見てください、こちらがその「あさり」です。大きい!

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まさに今が旬。食べ頃ですよね!そのあさり漁、どんな漁なのか。

確かめるために小俣さんが産地を訪ねました。

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道東の太平洋に面した厚岸町。

古くから魚介類が豊富に取れる漁業が盛んな町です。

中でも厚岸湖は海とつながる汽水湖で海からの良質なプランクトンと

湿原を流れる川から運ばれる豊富なミネラルが混じり合う良好な漁場です。

あさり漁は、厚岸湖の干潮で水面が下がってできる「島」と呼ばれる浅瀬で行われます。

お世話になるのはこの道20年、

漁師の遠田城義(えんだしろよし)さんです。

あさり漁は、熊手のような「じょれん」という道具で行われます。

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この日は小潮と呼ばれる干満差が少なく水深は20~30センチほどです。

取材に行ったのは3月末。春といってもこの日の最低気温はマイナス4度でした。

厚岸は、あさりの生産量が1400トンを誇り北海道で一番。

遠田さんは5カ所で800坪の島で漁を行い約25トンを生産しています。

小俣さんもあさり漁に挑戦です。

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漁が終わったら作業場で出荷の準備です。

空の貝がないか、割れていないかなどを一つ一つ確認します。

そして泥や汚れを落としていきます。

市場でセリにかけられたあさりは、加工場に運ばれます。

一日、海水で砂抜きを行い厳重な選別作業を行います。

大きさごとに分け生きたまま道内各地に届けられます。

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ここからはおいしい厚岸のあさりを使った料理を教わります。

厚岸漁協の女性部長、掘さんです。

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【あさりの炊き込みご飯】材料2人分

・殻付きあさり8個 ・ゆでたむき身あさり10個

・あさりの茹で汁150ml ・みりん、酒、しょうゆ各大さじ1

・水300ml ・米2合 ・刻み昆布適量 ・にんじん1片

・しょうが1片 ・三つ葉適当

あさりの茹で汁、みりん、酒、しょうゆ、水を混ぜます。

鍋に洗った米、先ほど合わせた調味出汁を入れます。

刻み昆布、千切りにしたにんじんとしょうがを入れます。

殻付きのあさりとむき身のあさりを入れます。

ふたをして強火で沸騰するまで加熱します。

沸騰したら火を弱め10分加熱し火を止めて5~10分蒸らします。

できあがり

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