2022年7月16日(土)放送
食のチカラ 礼文のうに
春から秋にかけて約300種類の希少な高山植物が咲き乱れる礼文島は「花の浮島」とも呼ばれています。
今回、お世話になるのは、岡本一男(おかもと かずお)さん。岡本さんは、漁師歴20年、ウニ漁師の3代目です。イチモニ!では何度もお世話になっている頼もしい味方です。
今回、特別に岡本さんと漁協のみなさんの協力でうに漁の様子を撮影させていただけることになりました。
水中を覗きながら小型の船外機で少しずつ舟を移動させながらうにを捜します。
さらに舟の微調整をするのは、櫂(かい)と呼ばれる長い木の棒です。両手がふさがっているため足で操ります。
長い竿のたも網を使いうにを次々と取っていきます。これまさに名人芸です。
港にやってきたのは、礼文小学校の3年生と4年生の11人。礼文町の事業の一つ出前授業です。
先生は、岡本さんです。
テーマは、「礼文の漁業」。地元の水産業に関する知識や理解を深めてもらい魚食の普及を図って行われています。
岡本さんのおすすめは「うに丼」と「うにのバター蒸し」です。
岡本さんの礼文のうにへの想いは。
「離島って不便もあるけど自然豊かでエサも豊富で漁師に取って最高。礼文のうには、食べてる昆布がいいから濃厚で美味しさがずっと口の中に残ってる。特別にうまいと思う。消費者のみなさんにも礼文のうにを買って食べて欲しい。食べれば岡本さんの言ってることわかるって感じになる、ぜひいろんなひとにいっぱい食べてほしい」
ルナのイチオシは、礼文のうに!