2022年10月15日(土)放送
食のチカラ 釧路町昆布森の秋鮭
「食のチカラ うまいもの見つけ隊」のコーナーです。
今回は、髙橋まりもさんが秋鮭の産地のひとつ釧路町昆布森に行ってきました。
なんとまりもさん、初めて漁船に乗って秋鮭の定置網漁に密着してきたんです。
人口1万9千人ほどの釧路町。
その中・昆布森地区は、その名の通り昆布資源に恵まれていて
昆布漁と定置網漁が中心の漁業が盛んな町です。
あさ4時、出港です。ポイントに到着すると漁師さんたちが力を合わせ網を手繰り寄せます。
まりもさん、網揚げに挑戦です。
午前7時前、4カ所で網を揚げた川原田さんの船が漁港に戻り水揚げ作業です。
船上活〆された鮭には、一尾ずつ重さを測りタグを付け氷の入った箱に詰められます。
鮮度抜群、味の落ちないうちに出荷されます。
ここからは、旬の秋鮭を使ったおいしい料理をご紹介。
料理研究家の坂下美樹先生が教えてくれます。
【秋鮭のピリ辛ちゃんちゃん焼き】
<材料4人分>
秋鮭四半身、塩・こしょう適量、キャベツ1/4個、玉ねぎ1個、
にんじん1/2本、ピーマン2個、パプリカ(赤・黄)各1/2個、
長ねぎ1本、しめじ・えのきだけ各1パック、もやし1パック、バター大さじ3
調味料
味噌大さじ4、コチュジャン大さじ2、砂糖大さじ1、みりん・酒各大さじ1、マヨネーズ適量
<作り方>
まず下ごしらえをしていきます。
両面に塩コショウで下味をつけます。
続いて野菜を切って準備します。
しめじ、えのきだけは石突きを切って小房に分けます。
調味料を合わせます。
ホットプレートにバターを乗せ半分くらい溶けてきたら身の方から焼いていきます。
焦げ目が付いたらひっくり返し皮目を焼きます。
切った野菜ときのこを周りに入れたら調味料をかけてふたをして蒸し焼きにします。
よく焼けたら出来上がり。
そのまま食べてもおいしいですがお好みでマヨネーズをつけるとおいしいですよ。
【秋鮭の三平汁】
<材料4人分>
秋鮭のアラ1/2尾、じゃがいも2個、大根200g、にんじん1/2本、
ごぼう1本、長ねぎ1本、こんにゃく1/2枚、昆布15cm、
しょうが1片、塩適量、酒1/4カップ、水6カップ
<作り方>
鮭のアラは、塩をして一晩冷蔵庫におき血合いの部分をきれいに洗い流します。
時間がない場合は、軽く塩をして洗ったものに熱いお湯をかけて
湯引きという作業をしてもいいです。
野菜を食べやすい大きさに切っておきます。
こんにゃくは、スプーンを使ってちぎり茹でて味がしみ込みやすくします。
鍋に昆布、水を入れて1時間ほどおき野菜とこんにゃくを入れて火にかけ
沸騰したら昆布を取り出します。
野菜が柔らかくなってので鮭のアラを入れます。
ショウガの薄切り、酒を入れてアクを取りながら煮ます。
鮭に火が通ったら塩で味を調え長ねぎを加えます。
まりものイチオシは、昆布森の秋鮭!!