2023年8月19日(土)放送
食のチカラ 北海道産とうもろこし
いまが旬のとうもろこし。
今回は江別市の農家さんを訪ね
おいしさの秘密を芳賀愛華さんが探ってきました。
今回、お世話になる保倉さんです。
保倉さんは、会社員を経て農家になって9年目。
お米や小麦などのほかとうもろこしをおよそ8万本栽培しています。
「とうもろこしにとっては、日中暑いのはいい。
日中に暑さで栄養を蓄えて夜に成長する」
この日の収穫は朝6時から。最盛期は5時から行うんです。
「朝が一番おいしい、甘さが出る日中も甘いけど朝はより甘い」
保倉さんは、畑を回って一本一本成長を確認します。
「先端がまるいのはしっかり身が入ってるという証拠。
触るしかないんですよね。
もう何回も触ってわかるように、やっとわかるようになった」
愛華さんも収穫に挑戦です。
「見えてきました、美しい、粒がぎっしり、おいしそう」
保倉さん「輝いてる粒を見ると、苦労が報われたな、
寒かったり風に打たれたり、
霜にやられたりとかたくさんあった中、喜びになります」
一本一本手作業でていねいに収穫するとうもろこし、
保倉さんと両親そして奥さんの4人で一日1000本以上、
多い日には2000本以上も収穫するんです。
鮮度が命のとうもろこし。
収穫すると急いで農協の施設に運びます。
5℃に設定された装置の中に入れ、
真空状態で急速に冷やします。
熱の発生源となる芯から熱を吸い取ります。
この後は、旬のとうもろこしを使った料理をご紹介します。
≪とうもろこしのチャンプルー≫
とうもろこしは、実を芯から外します。
半分に切って立てると切りやすいんです。
ゴーヤはわたをスプーンで取り除きます。
5㎜幅に切ったらボウルに入れ塩と砂糖を加え
軽く混ぜて5分ほどおきます。
豆腐をキッチンペーパーでくるんで、
耐熱容器に入れ電子レンジで加熱します。
これで水切りの時間が短縮されるんです。
フライパンにごま油を引き、温まったらゴーヤを入れます。
水が入らないように注意しながら入れます。
ゴーヤ全体に油が回ったら、4㎝幅に切った豚肉、
とうもろこしの実、コンソメ、粗熱が取れた豆腐を
大きめにちぎって加え炒めます。
卵を全体に入れて大きくかき混ぜます。
しょう油を加え香りを付けたら完成です。
≪韓国屋台風 とうもろこし≫
軽食?おやつ?
新感覚の一品です。
とうもろこしは、皮を剥いて水でさっと洗います。
そのままラップに包みます。
600Wの電子レンジで4分加熱して粗熱が取れたら
とうもろこしを2等分から3等分に切ります。
フライパンにバター、マヨネーズ、コンソメ、砂糖を入れて
火をつけ、弱火でよく混ぜます。
きれいに混ざったら、とうもろこしを入れます。
回しながらタレを全体にまとわせていきます。
味のついたとうもろこしに粉チーズとカレー粉を絡ませます。
青のりを振って完成です。屋台風に串を刺しちゃいました。
愛華のイチオシは、北海道産のとうもろこし!