公園や住宅街などでクマの目撃が相次いだ北海道・胆振地方の安平町でクマ1頭が駆除されました。


「このまっすぐですね」「中型ぐらいのクマが右から左に横切って奥の方に行った感じで一瞬の出来事」「住宅街近くにたくさんあるので怖いですね」


警察などによりますと、2日正午前、安平町追分白樺の鹿公園を散歩していた女性が、およそ5メートル先に体長およそ1・5メートルのクマ1頭を目撃しました。鹿公園は、安全確認のために一時閉鎖となりました。


公園に来た人）
「がっかりですね」「キャンプしているところにクマがでるよりはいい」


その後、クマはJR追分駅東側の住宅街や道の駅付近などにも出没し、2日だけで少なくとも5回の目撃がありました。


町内の小中学校では、児童や生徒らが保護者に付き添われながら下校しました。

そして、最初の目撃からおよそ4時間後


町内放送）
「追分市街地で目撃されたクマは15時45分に追分美園で駆除されました」


廣瀬美羽記者）
「クマは農場のすぐ裏にある林で駆除されました」


町によりますと、午後4時前にクマ1頭が安平町追分美園の林でハンターによって駆除されました。体長はおよそ1・5メートルで相次いで出没したクマと同じ個体とみられるということです。

HTBニュースのおすすめ動画（冒頭に広告が流れます）