来場者20万人超「名古屋の北海道物産展」裏側に密着!「ケーキがない…」道外初出店でトラブル続出!?
2026年 3月19日 13:13 掲載
味噌ラーメンの上にカニ!見た目もかわいらしい有名店のスイーツに、職人が目の前で握る寿司も。
客「何を手にしてもおいしいですよね。飽きないので毎回楽しみにしています」
客「ハズレがない。北海道展には」
客「(予算は)1万円ぐらい」
近江谷真由 記者
「会場内大混雑していますね。北海道民としてはうれしくなってきます」
「ジェイアール名古屋タカシマヤ」。今月3日から始まったのが「春の大北海道展」。年に2度、毎回20万人以上が訪れる大人気イベントに、今回は道内から94店舗が参加しました。
客「ソフトクリームは必ず食べます。最大3個食べました」
客「生ノースマン。買いにいけないじゃないですか北海道まで。たくさん買っちゃいました。近所の人に配ろうと思って」
■新人バイヤー 至上命題は「初出店」と「限定メニュー」
今回初めて大北海道展のメインバイヤーに抜てきされたのが、入社5年目の齋藤駿さん。
新人バイヤー 齋藤 駿さん(27)
「これだけたくさんお客さんにいらっしゃってもらうと、プレッシャーは大きいですね」
今年1月、齋藤バイヤーの姿が北広島市に。
齋藤バイヤー
「新規のブランドを入れるというのが自分の中で至上命題としてあって」
暁パティスリーフルタ 古田浩真さん(48)
「よく見つけてくれたなという気持ちでいっぱい」
札幌・北広島・空知の長沼町に店を構える「暁パティスリーフルタ」。道外への出店は今回が初めてです。
斎藤バイヤー
「媒体に載ってくるので、(ソフトクリームは)提供する巻き数で。盛りすぎないようにした方が」
催事といえば、魅力のひとつが会場でしか食べられない限定メニュー。
古田さん「赤と白がテーマ。めでたい感じで春をお祝いするような」
齋藤バイヤーの依頼でパティシエの古田浩真さんが考案したのが道産牛乳とリコッタチーズのソフトクリームにドライイチゴとチーズをトッピングした限定ソフトです。
齋藤バイヤー「すごい。めちゃくちゃキラキラじゃないですか」
とけないうちにプロのカメラマンがホームページやチラシに載せる写真を撮影します。
QチラシやHPで売れ行きに影響が出る?
齋藤バイヤー
「出ますね。この商品はどこにあるんだと電話がかかってきたりするので」
今回は写真撮影のため、3日間で道内各地15店舗ほどを駆け回りました。
■「おやじの背中を見せる」親子で挑戦!道外初出店
出店4日前。古田さんたちは名古屋で販売するスイーツ作りに
追われていました。
和菓子職人 古田さんの父・義浩さん(72)
「どう評価してくれるかね。有名になればいいけどね。体がもたないかもしれない」
Q(イチゴのケーキは)何個ぐらい持っていく?
古田さん「1日300個ぐらい。初めてじゃないですか。中1日で(名古屋に)物が届くというけど、万が一届かなかったらどうしよう」
期待と不安が入り混じる初めての道外出店。古田さんが相棒として名古屋に連れてきたのは北広島店で店長をつとめる息子の堅太さんです。
古田さん
「おやじの背中、見せてやりますよ」
息子・堅太さん(26)
「あしたオープンできるのか心配です」
古田さん
「どういうことよ。あしたオープンできるのかって、あしただからやるの」
■「スポンジが…」トラブル続出!?閉店後のドタバタ準備
古田さんが出店するのは「春の大北海道展」の2週目。会場設営は催事が終わった出店前日の夜から始まりました。
古田さん
「装飾をしないといけない。どうしたらいいんでしょうね」
齋藤バイヤー
「シェフこの斜めがすごい気になるんですけど。前に貼るのどうですか?」
古田さん「そっちの方がいいですね。すみません」
息子・堅太さん「スポンジ、洗うための」
古田さん「スポンジ必要?」
準備に必要な洗剤とスポンジを忘れてきた古田さん。向かった先は…
古田さん「すみません。めちゃくちゃ恥ずかしいんですが
洗剤とスポンジ貸してもらえませんか?」
同じ北広島市から出店しているジェラート店。
店の人「実はあるんです」。
古田さん「ああよかった。すみません」
しかし、一難去ってまた一難。
古田さん「あっ、思い出した。スプーン持ってきてないんじゃないか」
息子・堅太さん「あした買うしかない」
古田さん「いる?」
息子・堅太さん「いるでしょ」
さらに、心配なことが…
古田さん「なんかケーキが来ていないかもしれないのさ。見たら半分くらいしかないんですよね」
齋藤バイヤー「配達完了あがってます?」
古田さん「いや~まいったな。あれなかったらどうしよう」
■いよいよ出店当日
前日、日付が変わるころまで準備に追われた道外初出店「暁パティスリーフルタ」のショーケースには、行方不明だったイチゴのケーキがずらり。
古田さん
「あったんです。ありました。結局違う冷凍庫に違う段でだーっと並んでいました。どうだろうね、ちょっとドキドキするね。ドキドキするわ。マジでドキドキするわ」
午前10時、開店です。
近江谷真由 記者
「生ノースマンでしょうか。千秋庵に行列ができています」
開店直後、有名店にお客さんが集中していましたが、ド派手なソフトクリームとイチゴのケーキに引き寄せられ徐々に人だかりが。
客「おいしい。派手ですよね」
客「すごく映えます」
息子・堅太さん
Qソフトクリーム巻きまくりですね?
「いや~もう疲れました」
Q売れているからよかった?
「そうですね。意外と」
古田さん
「いいんじゃないですか。最高にいいと思う。この1週間で暁分かってもらえるように一生懸命頑張ります」
古田さんのソフトクリームは8日間で約6000本が売れました。道内の店舗で普段販売している数の2倍以上の売れ行きです。
齋藤バイヤー
「(出店者は)本当に温かい人が多いので、お客さんにもそれが伝わっているので、催事で来てその後北海道に足を運んでもらえているんじゃないかなと感じています」



























