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全国から客が集う北海道の人気レトロ雑貨店が再出発!常連客が引き継ぎカフェに挑戦 懐かしの”あの味”も

高橋政人さん
「緊張しますね。頑張ります」

店の新しい主、高橋政人さん、35歳。
この店を継ぐために映像関係の会社を辞め、
先月、家族とともに
札幌市から北海道雨竜町に移住してきました。

政人さん
「大丈夫だな…」
妻・紗絵子さん
「魅力的に見えていたらいいけれど、
お客さんが決めることかな」

開店準備をする高橋紗絵子さん(左)と高橋政人さん(右)
開店準備をする高橋紗絵子さん(左)と高橋政人さん(右)

4月25日に4カ月の休業期間を経て
リサイクルショップ「豆電球」が
リニューアルオープンしました。

「いらしゃいませ」

「レトロコミュニティ豆電球」は、
廃校になった中学校の木造校舎を再利用し、
2005年に開店しました。

店を開いたのは雨竜町に住む
宮口正道さんと由己江さん夫婦です。

1万点の品揃えと
宮口さん夫婦の人柄が評判となり、
1年間に町の人口の
8倍にあたる1万6000人が
全国から訪れる人気店に。

ところが…。

宮口正道さん(当時77歳)
「元気なうちは、『ずっとやりたい』って
気持ちはありますけれども」

宮口由己江さん(当時74歳)
「今が潮時かなって思いますね。
いろんな手続きがきっとあるでしょうから、
今の私たちの年齢で
そういうことをこなせる間に
次の形を見つけておかなければいけない」

常連客だった高橋さんが、
「豆電球」の廃業を聞いたのは去年。
大好きな店がなくなると聞いて、
いてもたってもいられなくなりました。

政人さん
「この豆電球やらなかったとしたら
後悔するなとは思ったんですよ」

妻・紗絵子さん
「この先いろんな考えがあるじゃないですか。
病気するかもしれないし、
事故するかもしれないし。
そういうことを考えたら、
1回やってみてもいいんじゃないかな
という感じで」

後継者にしてほしいと名乗りを上げ、
宮口さん夫婦と意気投合。

宮口正道さん
「内に秘めているものが
同じかなというのがあるので、
その辺はうれしいです。
頑張ってほしい」

「豆電球」の初代店主・宮口正道さん(左)
「豆電球」の初代店主・宮口正道さん(左)

ただ、豆電球の売り上げだけでは
家族を支えることができません。

そこで高橋さんは
カフェの営業を決めましたが、
宮口さんが作り上げた店の雰囲気を
壊してしまわないか、気になります。

政人さん
「カフェでガッと変わっちゃうんですけどね」
正道さん
「それはそれでいい」

高橋さんは在庫管理の部屋を、
カフェの厨房に改造し、
GW前のリニューアルオープンを
目指します。

工事中のカフェスペース
工事中のカフェスペース

コーヒー豆の仕入れは
石狩市や札幌市などにカフェ4店舗を展開する
徳光珈琲に依頼。

徳光珈琲 徳光康宏社長
「(コーヒーフィルターは)やっぱり準備しておかないとね。
そういうのも全部整えてサクサク動けるように」

コーヒーの淹れ方も
社長直々の指導を受けました。

徳光社長
「泡をすくいたい。
食感的に泡があると良くないので。
その一連を
なるべく手早くやらないと冷めちゃう」

徳光社長
「おいしいですね。
コーヒーは全然大丈夫だと思います」

しかし…

政人さん
「ぼく焦って
ホイップとサクランボを忘れました」
徳光社長
「それはまずいですね」

オープンまでは、あと1週間あまり。
課題は山積みです。

カフェを併設した新生「豆電球」が開店
カフェを併設した新生「豆電球」が開店

(オープン当日)
政人さん
「宮口さん、もう緊張して吐きそうです。
すごいな、紗絵子落ち着いてるな」
正道さん
「女性の方が落ち着いているな」

前のオーナー、宮口正道さんも
開店を手伝います。

政人さん
「最終チェック、また回ってきます」
正道さん
「頑張って。頼もしいな。
2人で一生懸命仲良くやってくれるから
いいなと思って」

宮口さんの思いも受け継いで。
4月25日、「新生・豆電球」ついに開店です。
「いらっしゃいませ」

常連客
「あ、変わった。変わったな」

旭川市から
「宝探しに来ています。
前の魅力をそのまま残しつつも、
整頓されていて、すごく見やすくて」

妻・紗絵子さん
「もうすでに『あ~』っていうことが。
レジ開けっ放しにしたりとか。
ちょっと慣れないといけませんね」

先代の時のお店と大きく変わったのは
新しくできたカフェ。
その評判は?

砂川市から
「とってもくつろげる空間。
私たちの年代はこういう所、和む」

前のオーナーの妻、宮口由己江さんも
駆けつけてくれました。

政人さん
「がっつり変わりました」
由己江さん
「びっくりして。なんだかうれしくて」

生まれ変わった店内を眺める宮口由己江さん
生まれ変わった店内を眺める宮口由己江さん

由己江さん
「おいしい。たまらない。
すごく幸せな気持ちになりますね。
焦がしたカラメル味が懐かしい。
ちょっと固めなのね」

由己江さん
「私たちも『コーヒーを飲みながら
お店やりたい』って
お客様からの希望があったんだけど、
新しい方が実現してくれたのが
とてもうれしい」

正道さん
「若い2人なので
自分たちで集めてたものやら
物としては増えている。
お客さん見応えあると思う」

初日の来店客は100人以上。
まずまずのスタートとなりました。

政人さん
「あっという間でしたね。
コーヒー頼んでくれて
おいしかったって言ってくれたので
すごい良かったなと思って」

高橋さん夫婦の「豆電球」は、始まったばかり。
受け継がれた明かりを大切に守っていきます。

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