32回目の「女だけの相撲大会」 熱い取組に母も娘も子も涙… 道南・福島町
2026年 5月11日 16:12 掲載
きのう(10日)の母の日に合わせ、道南の福島町では、恒例となる「女だけの相撲大会」が開催されました。全国から集まった力自慢の女性たち、果たして頂点に輝くのは?
「手を付いて待ったなし。ハッケヨーイ、のこった!」
年に一度の女性同士の真剣勝負。福島町で行われた「女だけの相撲大会」。
全国で唯一、千代の山と千代の富士の横綱2人を輩出した福島町で、1991年から続く母の日の恒例行事です。
32回目となる今年は、全国から64人の力自慢が集結しました。
「沖永良部島からの参戦です」
初戦を「寄り切り」で勝利したのは、「やまだ山」こと山田祐実さん。なんと、福島町からおよそ2000キロ離れた鹿児島県の沖永良部島から、妹とともに参戦です。
やまだ山・山田祐実さん(35)
「(福島町に来るまで)時間は丸1日かかりました。子どもに戦う姿を見せたい、って言うのが1番なんで」
「勝てる?ママ強い?うん、ありがとう」
1歳と4歳の子を持つ山田さん。普段は農家として、バナナやフルーツトマトを栽培しています。
3年前にも一度出場し、ベスト8入りを果たしていますが、今回は2児の母として挑みます。
母・安田敏江さん(65)
「いけるよ!強気強気!」
「やまだ山の勝ち!」
長男・祐信くん(4)
「かっこよかった!」
やまだ山・山田祐実さん
「ありがとう」
夫・竜次さん(35)
「奥さんが強いと嬉しいですよね。自分も強くならないと。喧嘩したときは怖いです」
ベスト8をかけた3回戦。
やまだ山・山田祐実さん
「闘志しかない、やってやるっていう」。
相手は去年の優勝者「彩聖(あやせ)丸」です。果敢に攻める「やまだ山」でしたが…力及ばず、敗退となりました。
やまだ山・山田祐実さん
「(戦う姿を)見た?見てたかい?見せれたのかな。もうちょっと勝ちたかったですけどね」
Qよく福島町まで来ましたね
「呼ばれてたんですよ、相撲の神様に」。
そして決勝戦…。
前回優勝の「彩聖丸」と、過去4度優勝している「まこデラックス山」が激突。
頂点に輝いたのは、「まこデラックス山」(知内町出身)。
5度目の優勝を飾り、母と涙ながらに抱き合い、喜びを爆発させました。
まこデラックス山・西山まこさん(31)
「直前まで母がちょっと入院しちゃってて、今日は退院して応援に来れたんですけど/本当にお母さんが大好きってことを伝えたいと思います」
母に向けて、そして、母として子どもに向けて。
母の日の相撲大会は、親子愛にあふれた熱いぶつかり合いでした。


















