北海道岩内町で大規模断水 町の9割約5500世帯に影響 幌内川濁水で取水停止 復旧めど立たず
2026年 5月18日 16:10 掲載
高橋純暉記者)
「岩内町の西側を流れる幌内川です。上流から川の水が海に流れていますが、海が茶色く濁っているのがわかります」。
この川の影響で後志の岩内町では大規模な断水が続いています。町によりますと、おととい(16日)上水道を取水している幌内川が濁っているのを職員が確認。きのう(17日)から取水を停止し、町内の9割にあたるおよそ5500世帯で断水しています。原因は幌内川上流での土砂崩れとみられ、復旧のめどは立っていません。
町は周辺の自治体の協力を得て役場前に給水車と給水タンクを設置し、きのう(17日)夕方から24時間体制で給水作業を行っています。
町民)
「いやー、困りました。家族2人なんですけど、結構トイレとか通うので不安です」。
町民) 「(きのう防災無線で)午後3時くらいに『断水が午後6時から始まります』ということで慌てて水を貯めたりしまして。備えをしていないとこういうことになるんだなと痛感している」。
町内に住む女性の自宅ではきのう(17日)午後6時前から水道の勢いが弱くなり、蛇口をひねっても水が出なくなったということです。
これを受け町内の旅館では温泉の無料開放を決めました。
高島旅館・高島瑛人専務)
「地下水を汲み上げているので全く水道水には影響ないです。タオルだけ持っていただければ誰にでも入っていただいて構いませんし、普段、地元でやらせてもらっているご恩があるので少しでも力になれたらなと思います」。
無料開放はきょう(18日)とあす(19日)の午後2時から11時までの予定で、容器を持っていけば水を汲んで持ち帰ることもできるということです。
午後2時からは道のヘリコプターが土砂崩れのあった場所を特定するための調査などを行っていて町は早期の復旧を目指しています。
※高島旅館・高島瑛人専務の「高」は正しくは「はしごだか」



















