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北海道の自然から生まれた研究 札幌開成・栗林輝さん 国際科学技術フェアで日本代表として史上初最高賞受賞

大きな折り鶴を頭に被り、夢の大舞台へ。札幌開成中等教育学校 6年生の栗林輝さん、17歳。

栗林輝さん)
「自分をアピールするようなものを全身で表現したいなという思いがあって」。

今月、アメリカのアリゾナ州で開催された「国際学生科学技術フェア」。67の国と地域を代表する1727人の高校生らが参加し、研究成果を競い合いました。

栗林さんは物理学・天文学部門で1位を獲得。さらに、全22部門から選ばれる最高賞も受賞し、世界一に輝きました。日本代表が最高賞を受賞するのは史上初の快挙です。

栗林輝さん)
「本当に言われた瞬間は頭が真っ白というか、夢が現実かもわからないような感じで。はい、びっくりした感じでしたね」。「家族が本当に喜んでくれて、それが一番うれしかった」。

プレゼンはもちろん英語。半年間、練習を重ねてきました。

栗林さんが発表したのは「マルコフ連鎖モンテカルロ法を用いたリンク機構に関する研究」。自然界にある、柔らかい動きや複雑な構造を数値化し、「統計力学」を使って計算できるようにしたものです。

また、幼い頃から親しんできた「折り紙」が自然界とリンクしていることも見出しました。
栗林輝さん)
「これを使えばおそらく将来、例えば普段使っている硬いものだけじゃなくて、柔らかいような新しい素材を作ってもらったりとかそういうものにつながるんじゃないかと思っています」。

実は栗林さんにはもうひとつの顔が。高い崖からダイナミックにジャンプ。スノーボードも全国優勝の経験を持つほどの実力です。

研究のきっかけとなったのは、小学生のころから多く触れてきた北海道の大自然でした。

栗林輝さん)
「スノーボードをする中で自然は本当にここまで面白いんだということに気づいて研究にのめりこんだ」。

自然の仕組みを知りたいと始めた研究。栗林さんの部屋には、大きなホワイトボードと難しそうな本がずらり。

栗林輝さん)
「(本に)ノートを貼っていて、ここを開くと、自分の考えがわかるようにしている。大学生の教養課程で習うような内容をがんばって高校1年生の時に根詰めてやった」。

父・朋史さん)
「負けず嫌いというかひとつの事に集中してとことん好きなことを追求できる、そういう性格なんですよね」。

大学受験を控えている栗林さん。海外の大学に進学し、研究を続けていきたいと考えています。

栗林輝さん)
「世界中の人が集まるような場所に行って学びたいという思いが一段と強くなりました。いろんな研究の題材というのは身の回りにあるので、そういう身の回りから研究をして、それを通して世界に行くという、そこを次の世代にインスパイアできたらいいなという風に思ってます」。

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