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江別大学生集団暴行死事件、暴行主導の被告が法廷で宣誓拒否 謝罪の言葉も事件の核心に迫る証言なし

主犯格とされる男は法廷で謝罪の言葉を口にしました。2年前、江別市の公園で男子大学生が集団暴行を受けて死亡した事件の裁判員裁判で、暴行を主導したとされる男が証人として出廷しましたが、宣誓を拒否しました。

札幌地裁 高杉昌希裁判長)
「宣誓用紙を手に持って読み上げてください」。

川口侑斗被告)
「宣誓はしません」。

暴行を主導したとされる当時18歳の男の口から、事件の核心に迫る証言はありませんでした。

おととし、江別市の公園で千歳市の大学生、長谷知哉さんが死亡した事件。長谷さんに暴行を加えながら脅し、現金などを奪い死亡させたとして、長谷さんの交際相手、八木原亜麻被告ら6人が強盗致死などの罪に問われています。

6人のうち、川村葉音被告、瀧澤海裕被告、当時16歳の少年の裁判員裁判がきのう(25日)始まり、3人は起訴内容を認めました。

長谷さんと八木原被告の交際関係のもつれを発端とする今回の事件で、なぜ6人が罪に問われることになったのか。

午前10時半から開かれた2日目の裁判では、7月に裁判を控え、暴行を主導したとされる川口侑斗被告が証人として出廷しました。

香山芽郁記者)
「川口被告は黒のスーツ姿で証言台に立ち、はっきりと宣誓拒否をしました。廷内はしばらくの間騒然となり、川口被告はすぐに退廷しました」。

川口侑斗被告)
「自分の裁判がもう少しで始まるので、その時に証言します。ただやってしまったことは本当に申し訳ありませんでした」。

謝罪の言葉を口にした川口被告。真実を語ることを誓う「宣誓」を拒否し、数分で法廷をあとにし、裁判は中断となりました。

再開後は検察が川口被告を取り調べた際の供述調書が読み上げられました。

事件当日、飛行機を見るため新千歳空港にいたという、八木原被告を除く被告ら5人。

八木原被告から長谷さんと別れ話でもめている話を聞き、事件現場に向かうことになった時のことについて川口被告は・・・

川口被告)
(川口被告の供述調書から)
「2人の別れ話を解決したいと思っていた」。

一方、現場に向かう車の中で川口被告は川村被告からこのように言われたといいます。

川村被告)
(川口被告の供述調書から)
「(長谷さんは)ボクシングをやっているけど大丈夫?やるの?」

この発言に腹を立てたという川口被告。川村被告の発言をきっかけに事件に発展したのでしょうか。
実際にはボクシング経験がなかった長谷さんは暴行を受けて死亡しました。

裁判はあす(27日)も開かれ、川村被告と瀧澤被告への被告人質問が行われる予定です。

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