JR腐食把握できず トラックから海水、塩分でレールが腐食か 厚さ3mmに…JR函館線・貨物列車脱線事故
2026年 5月28日 11:37 掲載
2024年、北海道南部の森町のJR函館線で貨物列車が脱線した事故について、運輸安全委員会は現場の踏切を通過する漁港のトラックから海水が繰り返し落下し、レールが腐食した可能性があるとする調査報告書を公表しました。
2024年11月、JR函館線・森駅と石倉駅の間の「鷲ノ木道路踏切」付近で、名古屋から札幌に向かっていた21両編成の貨物列車が脱線しました。
運輸安全委員会が28日に公表した報告書によりますと、列車が踏切を通過中にレールがおよそ4mにわたって破断・欠損し、欠損したレールの上を車輪が通過したため、脱線したと考えられるということです。
破断したレールは、上部と底部をつなぐ「腹部」の幅が新品の時の15mmから3mmにまで薄くなっていました。
踏切を近くの漁港から来たトラックが通過した際に、積荷からの海水が繰り返しレールへこぼれことで、塩分により激しく腐食したと考えられるということです。
また、JR北海道は踏切内のレールの検査は行っていましたが、レール底部や腹部の腐食の状態を十分に把握できていなかったと指摘しています。



















