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来週解禁の函館スルメイカ漁、今年は? 道総研の調査では初めて1匹も釣れず…燃料高も漁師悩ませる

来月1日のスルメイカ漁の解禁を前に、函館市で豊漁祈願が行われました。不漁に加え、中東情勢による影響が漁師を悩ませています。

透き通った身にコリコリとした食感、多くの観光客も魅了する函館名物の「イカ」。函館では、来月1日にスルメイカ漁が解禁されるのを前に、漁師をはじめ水産業者が豊漁と安全を祈願しました。

漁師
「函館の魚だからね、イカは。それに見合うだけの量、あってくれないかと思うんだけれど」

函館漁港で水揚げされるスルメイカは去年、歴史的不漁のため、市場での「初競り」が1965年の開設以来、初めて延期となる事態に。

市場の取り扱いは、2008年には9000トン近くありましたが、去年は、その1割にも満たない700トンほどに激減しています。

今シーズンの漁を前に、道総研が日本海の漁場で行った調査では、2001年の調査開始以来初めて、スルメイカが1匹も釣れなかったということです。

北海道大学大学院水産科学研究院・中屋光裕准教授
「夏ぐらいまでは、ちょっとイカ釣り漁船で獲れるっていうのは厳しいかと思います。(スルメイカは)海水温とかに結構影響されるので」
「生まれる時期とか場所とかがだいぶ変わってきているので、うまく獲れなくなっている」

不漁の予想に加え、打撃となっているのが漁船の燃料高騰です。
中東情勢の影響により、1リットルあたりのA重油の平均価格は、今年3月に24円ほど上昇、今月も156円台と高値が続いています。

漁師
「1日(漁に)行って帰ってくれば8万円。去年は6万円。あまり行きたくない。燃料高いし」

漁業者を悩ます、不漁と燃料価格の高騰。スルメイカ漁は来月1日に始まり、水揚げがあれば、翌2日に初競りが行われる予定です。

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