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市営地下鉄東西線の手稲区への延伸 1キロあたり約400億円のコストを高架化で減らせる?

人口が減少に転じている札幌市で、実現の可能性はあるのでしょうか。
市営地下鉄の東西線をめぐり、手稲区への延伸を求める期成会は、高架方式による建設コスト削減案を明らかにしました。

北海道科学大学・苫米地司理事長
「シェルター型の高架方式での延伸があるんじゃないかなと思っています」

北海道科学大学で(1日)開かれた、地下鉄東西線手稲区延伸期成会の勉強会。地域住民や地元選出の議員ら70人ほどが参加しました。

厚別区の新さっぽろ駅と、西区の宮の沢駅を結ぶ地下鉄東西線。期成会が求めるのは、宮の沢駅から先、手稲区への延伸です。

4年前、記録的な大雪に見舞われた際は、JRが運転を見合わせ、バス停には長い列が。大雪による交通障害は、教育や医療現場に影響を及ぼしていると言います。

鈴木麻友記者
「北海道科学大学から徒歩8分ほどのこの辺りのエリアを、期成会は新駅の場所として提案しています。近くには住宅も多く立ち並んでいます」

期成会は、大学の近くとJR手稲駅に駅を設置し、地下鉄をおよそ6キロ延伸することを提案しています。

手稲区民
「都心とのアクセスは、地下鉄があった方が冬は便利かなと思う。冬場、車だと渋滞が激しいので」
科学大生
「バスはいつ着くのか分からないし、間に合うのかなと。/学校も行きやすくなるし」

延伸に向けての最大の壁は、巨額な建設コスト。延伸には、1キロあたりおよそ400億円かかるとされます。

勉強会では、新たなコスト削減案が示されました。高架方式での延伸です。
東京ドームや東区の「つどーむ」の屋根に採用されている素材を使い、雪にも耐えられるシェルター構造だと強調します。

北海道科学大学・苫米地司理事長
「この方式を使うことによって、だいたい2割から3割のコストダウンが可能だという話をされていた」

ただ、最新の国勢調査で、札幌市の人口は、初めて減少に転じました。人口が減るなかでの地下鉄延伸。採算性の確保も課題です。

地下鉄東西線手稲区延伸期成会連合会
平川登美雄会長
「小樽や石狩の方々が、ここが起点であればいいねという声があって/(地下鉄が)できることによって昔のように交通便が集まって、手稲が中心となるような街づくりを期待している」

札幌市は今年度、公共交通の見直しに向けた調査費として、およそ1000万円を計上しました。
バスの運転手不足も含め、札幌市の公共交通のあり方は、岐路に立っています。

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