「フンもうあちこちに」札幌市西区でシカ定着化 住民の被害と不安 市も頭悩ます、駆除阻む「クマの恐れ」
2026年 6月 2日 17:44 掲載
札幌市西区でシカの目撃が増えています。大きな道路や人の生活圏に入り込み被害も出る中、思い切った駆除に打って出られないのには理由がありました。
札幌市西区に現れた6頭のシカ。おびえる様子もなく、むしゃむしゃと草を食べています。撮影されたのは先週のことです。
西区では3月にも大きくて鋭い角を持った2頭のシカが出没。背後には駐車場も見えていて、人の生活圏の奥深くに入り込んでいます。
目撃者)
「大体5年くらい前から民家の方に降りてくるようになって」。
「最大6、7頭くらいの時がここ数年6~7頭が多いかなと思います」。
徐々に増えてきたシカ。住人らは実害が出ていると訴えます。
住人)
「この幹も食べられちゃっているし、ここから侵入してくることが多いですね」。
「トマトだとかそういったものの苗も全部食べられちゃうんで、柵をしっかりしないと、作物は植えられない状態になっています」。
別の住人)
「3月の中くらいからかな、フンがもうあちこちに。今までなかったんですよ」。
「子どもたちがね、よく通るときに、いつぶつかるかわからなくてね、それだけがやっぱり心配」。
車が行き交う交通量の多い道路に出没するケースもあるということで、目撃の増加に伴い住人の不安は増していきます。
シカの対策には市も頭を悩ませます。この時期、罠を仕掛けようものなら動けないシカを狙ったクマが現れる恐れがあり、駆除することもままならないのが現状です。市はシカ対策を「検討している」としています。



















