弁護人の質問に涙で応じるも 検察のなぜ泣いたの質問に「…」 旭川女子高校生殺人事件 被告人質問3日目
2026年 6月 4日 18:45 掲載
内田被告)
「私の身勝手で非常識な言動によって女子高校生を再三傷つけ苦しませこれからの人生を奪ってしまい本当に申し訳ございません」
裁判で遺族に涙ながらに謝罪した内田梨瑚被告23歳。
その後遺族に向かって20秒ほど頭を下げました。
内田被告は2024年4月、当時19歳の女と共謀して女子高校生を車に監禁し、旭川市の神居大橋まで連れていって裸にさせ橋から落として殺害したなどの罪に問われています。
これまでの裁判で内田被告は「私に殺意はありませんでしたし、橋から落下させていません」と殺人を否認。
一方で、検察側は橋から落としたという実行行為がなくても被告らのそれまでの言動のせいで実質的に女子高校生を転落させたのであれば殺人罪は成立するとしています。
これまでの裁判で証人として出廷した共犯の当時19歳の女はこう証言しています。
当時19歳の女)
「梨瑚さんは肩甲骨のあたりを両手で押しました」
午前10時半から始まった3回目の被告人質問。
永山友菜記者)
「内田被告は弁護人からの質問に涙を流しながら答え、遺族に謝罪を述べました。その後検察から涙の理由を問われると沈黙が続き回答しませんでした」
検察官)
Qなぜ泣いたんですか?
内田被告
「・・・・・・」
検察官
Q答える気があるのか答えてください
内田被告
「・・・・・・」
検察官)
「答える気がないと判断します」
また検察官から初公判で内田被告が女子高校生を殺していないと主張していたことについて問われると
内田被告
「直接的に橋から落下させていませんが私の言動によって女子高校生を橋から落下させてしまったのは間違いないと思います」
検察官)
Q自分のしたことが殺人の罪にあたると思わないのですか
内田被告
「殺人の罪になるのかどうかは判決が出ないと私にはわからないです」
また裁判では被害者参加制度を使って遺族側の代理人弁護士が出廷しました。
これまでの裁判で「全て私の責任」と言ったのはなぜなのかと問われた内田被告は
内田被告)「女子高校生に対する殺意は全くありません。橋の上で落下させてもいません。ですが女子高校生が亡くなってしまったそのきっかけは女子高校生と合流して苦しめた結果だと思います」
判決は今月22日に言い渡される予定です。
<スタジオ>
注目を集めるこちらの裁判。
4日は午後3時に閉廷し内田被告への被告人質問が終わりました。
共犯の女との主張には大きな食い違いがあります。
・裁判では殺人の実行行為や殺意があったのか、が争点。
・これまでの裁判で共謀した当時19歳の女は
「内田被告が肩甲骨のあたりを両手で押した」と証言
・一方、内田被告は
「女子高校生を橋に残し駐車場に向かおうとしたところ『キャー』と声が聞こえた」と
・殺人を「否認」
・裁判で検察官から「”共犯の当時19歳の女は(内田被告が)(殺意を認めず)裁判で争っていることに対して腹立たしく思っているだろう”と言っていたが、なぜそう考えるのか?」と問われました。
・これに対し内田被告は「共犯の女は橋の上で殺意を持っていたのに私は殺意がなかった。同じ場面を見ていたのに、考えが違うはずがない、と(共犯の女は)思っていたんだろう」と述べました。



















