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八雲5人死亡事故から3年「防げた悲劇」856カ所の事故危険区間の4割超が"対策未着工"の現状も浮き彫りに

道南の八雲町でトラックとバスが正面衝突し5人が死亡した事故からきょう(18日)で3年です。
現場では黙とうが捧げられました。

事故から3年、きょう(18日)警察や地域住民らおよそ100人は黙とうを捧げ、ドライバーへの交通安全を呼びかけました。
3年前、八雲町の国道で対向車線にはみ出したトラックがバスと正面衝突し、5人が死亡、12人がけがをしました。
トラック運転手が心筋梗塞を起こしたと見られています。
勤務先の「日本クリーンファーム」の安全運転管理者ら2人は、運転手が体調不良を訴えていたにも関わらず、運転を交代させなかったとして、業務上過失致死傷の疑いで書類送検されています。

トラック運転手の勤務先 日本クリーンファーム友野敦社長
「二度とこのような事故を起こさないように当社としても徹底してまいりたい」

前田愛奈記者
「事故現場は速度50キロ制限で片側一車線となっています。
交通量が多く、スピードが出やすいため事故危険区間に指定されています」

北海道開発局は事故の10年前から「事故危険区間」に指定していましたが、当時対策はなされず、事故後にセンターラインに凹凸をつける工事を行いました。
北海道開発局によりますと、道内では856箇所の事故危険区間のうち、およそ3割で対策を終えているということです。

北海道開発局建設部道路維持課 気田堅実課長補佐
「まだ未対策の箇所もございますので、事故の形態、発生頻度等を踏まえつつ、順次緊急性の高い個所から早期に実施してまいりたい」


八雲町の現場もそうでしたが、改めてこの事故危険区間とは、過去の事故や地域住民のアンケートなどを分析して、交通事故の危険性が高いと認定された区間のことを言います。
いま北海道内に、現時点で856区間あります。もう対策が終わったところ、今対策をしているところ、これから対策をしたいところ……。

まあ、これが4割ほどあるわけですよね。で、実際に対策をすると、事故ってこれだけ減るそうなんです。
例えば、右左折事故が多い交差点で右折レーンなどを導入したら、83%、事故が減りました。
正面衝突の危険があるところで、八雲の現場のように路面をちょっとデコボコさせるものを導入したら、88%も減ったっていうデータもあるんです。

まあ八雲のやつはこう、体調だったっていうことで、まあここと直接イコールではないかもしれないですけども、まあ、分かってるんで、危険だって分かってるんであれば、なんかした方が……まあ理由があるのかもしれないですけどね。
早くこう対策してほしいなと本当に思いますね。

まあ4割がまだこれからってところですからね。まあお金もかかるんでしょうけれども、こういう対策をしていただいて、プラスしてやはり最後は、ドライバーの意識とか体調管理だと思うんですよね。ここをしっかりと2つ両輪として、事故を1件でも減らしていければなと感じます。

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