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あさって(25日)判決 江別大学生暴行死事件、遺族が語った弟への想い なぜ暴行はエスカレートしたのか

江別市の公園で男子大学生が集団暴行を受けて死亡した事件の裁判員裁判は、あさって(25日)判決が言い渡されます。これまでの裁判で明らかになった当時の様子とは。

高杉昌希裁判長)
「理由が分からないというなら、考える力がついていないのではないですか?ずっと考えてくださいよ、あなたの言葉、納得できないですもん」。

これまで12回行われてきた裁判では被告らに厳しい質問が続きました。

強盗致死などの罪に問われているのは、川村葉音被告と瀧澤海裕被告、当時16歳の少年です。3人はおととし10月、八木原亜麻被告など別の男女3人と共謀し、大学生の長谷知哉さんを江別市の公園で暴行して死亡させ、現金などを奪ったなどとされています。

今月3日、札幌地裁は中間判断で強盗致死罪の成立を認定し、量刑が争点となっています。

川村被告は裁判で、周りの雰囲気に流されて暴行をしたという趣旨の発言をしました。

弁護士)
「あなたも暴行に加わっているが、なにが問題だと思うか」。
川村被告
「何も考えずに行動したことです」。
弁護士
「被害者に対してあまり考えず、他人事として考えていた?」。
川村被告
「はい」。

一方、検察側は川村被告が主犯格とされる川口被告に暴行のきっかけを与えたとしてこう問いかけました。

検察)
「あなたが周りの人を巻き込んでいる。同調圧力をかけているのはあなたでは?」。

川村被告は沈黙し、そのまま何も答えませんでした。

裁判では亡くなった長谷さんが暴行を受けながら録音していた音声が流れました。録音では長谷さんから奪ったクレジットカードでたばこを買うことが決まり、「でかい、きたー」と瀧澤被告は声をあげていました。

瀧澤海裕被告)
「(タバコが)もらえると思って喜びました」。

検察)
「顔面殴られて、腹蹴られて、カードも奪われて。どんな気持ちよ、被害者は」。

瀧澤被告)
「痛かったり怖かったりしたと思います」。

遺族の心情陳述では、長谷さんの姉が自らの言葉で2回、弟を亡くした悲痛な思いを語りました。

長谷さんの姉)
「変わり果てた姿で顔は原型をとどめずパンパンに。あざもあり唇はへの字になっていた。どんな気持ちで死んでいったんだろう。友人や家族に会いたかっただろう。会いたい返してほしい、本当に心が壊れる」。

検察側は川村被告に無期懲役、瀧澤被告に懲役20年、少年に懲役10年以上から15年以下の不定期刑を求刑。一方、弁護側は川村被告に懲役13年を求めるなどしています。判決はあさって(25日)言い渡される予定です。

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