「指示を出したことは一切ない」主犯格とされる川口被告の証言、川村被告の主張と対立 江別大学生死亡事件
2026年 7月15日 19:03 掲載
共犯の女から「もっとやって」と暴行を指示されたと証言しました。江別市の公園で男子大学生に暴行を加えて死亡させ、強盗致死などの罪で起訴された2人の裁判で、主犯格とされる男への被告人質問が行われました。
川口侑斗被告)
「言葉の一つも交わしたこともない見知らぬ被害者に、ゆがんだ正義感で被害者の人生と命すべてを奪い本当に申し訳ございません」。
被告人質問の冒頭、主犯格とされる川口侑斗被告は遺族に謝罪の言葉を述べました。
おととし10月、大学生の長谷知哉さんが死亡した強盗致死事件。
川口被告と当時17歳の少年は、長谷さんの交際相手だった八木原亜麻被告、川村葉音被告ら4人と共謀し、江別市の公園で長谷さんを暴行して死亡させ、現金などを奪ったなどの罪に問われています。
川口被告は弁護側から「なぜ暴力を振るうのをやめなかったのか」と問われると…。
川口侑斗被告)
「川村さんから『八木原さんが許さないって言っている』と言われて、まだ暴力を振るわなければいけないのかと思い暴力しました」。
弁護側)
「なぜ八木原さんを説得しなかったのですか」。
川口侑斗被告)
「八木原さんに『もういいんじゃね』と強く言ったのに、八木原さんから『もっとやって』と言われ、もっとやらないといけないと思いました」。
主体的に暴行したわけではなく、川村被告と八木原被告に指示されたと証言した川口被告。
一方、懲役30年の判決を受けた川村被告は、きのうの証人尋問で…。
川村葉音被告)
「倒れている被害者の背中を一回、腰を二回踏みました」。
検察官)
「なぜですか?」。
川村被告)
「被害者が近づいてくる場面があって、川口さんが蹴って倒してから、『やれ』って言われました」。
川口被告から暴行を指示されたと主張した川村被告。この証言に対しては…。
川口侑斗被告)
「事件の中で指示を出したことは一切ありません」。
暴行の指示をめぐって食い違う両者の証言。一連の裁判で初めて主張が対立しました。
川口被告らの裁判は量刑が争点となっていて、あす(15日)は当時17歳の少年に対する被告人質問が予定されています。



















