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ヒグマ最前線

オクラホマ河野さんが発起人 専門家招いたトークイベント「ヒグマの市街地出没」の課題に正しい知識学ぶ

急増している市街地でのヒグマ出没。正しい知識と理解を持って共生を目指そうと、さまざまな分野の専門家を招いたトークイベントが札幌で開かれました。

北海道大学で開かれた「森・クマ・ひと会議」。
ヒグマの市街地出没という課題に対し正しい知識を学ぶという趣旨で、オクラホマの河野真也さんが発起人です。

オクラホマ河野真也さん)
「(クマについて)研究している皆さんの話、プラス、いつも山にいる木こりさんとかハンターの方、現場の方々のお話も一気に聞ける、何だったら、札幌市がどういうことをやっているのかも聞ける場があったらいいなって去年から思っておりまして」。

後を絶たないクマによる被害。

今月17日には十勝の更別村でハンターの男性が駆除を試みたクマに両腕を噛まれる事故がありました。

イベントには市民らおよそ100人が参加し、専門家はクマが出没しているにもかかわらず行動範囲を変えない人の多さに警鐘を鳴らしました。

北海道大学・愛甲哲也教授)
「旭山記念公園の入り口が閉鎖されてるときでも3日間で1日70人くらいの方は登っちゃってる。森に入って行ってクマゲラの声が聞こえるような190万人の人が住んでいる街って、世界中探してもそうそうない。
それは札幌の価値でもあるんですけど、ヒグマに出会ってしまうリスクも抱えているので、うまく(行動範囲の)使い分けをしてほしい」。

札幌市内の今年のクマの目撃件数は42件。
過去最多363件の出没があった昨年度の同じ時期と比べ半分ほどに減っています。

札幌市環境共生担当課 坂田一人課長)
「今年はですね、羊ヶ丘地区が多くなっています。人に見られたわけじゃなくてカメラに映ったという情報が3割くらいを占めると思います。
去年は19頭も捕獲しています。
去年かなりいなくなっているということで、今年は少し出没が落ち着いているのかなと思います」。

参加者は札幌市のクマ対策についても学んだほか、専門家への質問コーナーも設けられ、クマとの共生のヒントを探りました。

イベントは今後も予定しているということです。

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