「甘酸っぱいデートの記憶」…95歳から子どもまで集う 函館のレトロ喫茶が守る“青春の味”
2026年 8月10日 15:54 掲載
HTBでは今週、夏休みの子どもたちが楽しめるイベントのほか子どもの成長などを応援する情報を発信するキャンペーンを行っています。
きょう(10日)からは、親子はもちろん、三世代でも味わいたい懐かしい青春の味を深掘りするシリーズ企画を放送します。
きょうは函館で長年愛され続けている喫茶店です。
名物のパフェには函館っ子のたくさんの思いが詰まっていました。
アイスクリームやホイップがぎっちりとつまったパフェ。
そのてっぺんには真っ赤なサクランボが。
お店で一番人気のチョコレートパフェです。
函館の喫茶店「明治パーラー」。
昔ながらのパフェを求めて、幅広い世代が訪れます。
函館市民(9歳)「おいしい」
父親「自分が子供の頃に親に連れてきてもらった時のような感じがあって、すごく懐かしくて嬉しい感じがします。」
函館市民(95歳)
「昭和5年生まれで95歳。」「孫と一緒にごちそう食べて。
孫がもう44歳になったから。(孫が)小学生の時からここ明治パーラーを利用してるんですよ。」
前田愛奈記者
「どこか懐かしいレトロな雰囲気の店構えです。そして、看板には、見覚えのあるロゴが刻まれています」
一体なぜ店名に「明治」のロゴが使われているのでしょうか。
実はそのルーツは半世紀以上前にさかのぼります。
明治パーラー 二階堂隆志社長
「明治パーラーっていうのは東京とか本州の何軒もあったみたいで。どうせやるなら「うち(明治)のこういう業態あるから、明治の製品を使ってこういう風にやったらどうだ」っていうのが始まりみたいなんですよね」
もともと、「函館アイスクリーム」という名前で明治乳業の製品を全道へ販売していた先代の二階堂博充さん。
函館駅前にあった百貨店から声がかかり、「明治パーラー」として百貨店に喫茶店を開いたのがその始まりです。
いまの店舗は2号店として1978年にオープンしました。
レトロな空間ではそれぞれの「青春」の記憶もよみがえります。
函館市民
「同じ学校の友達と来てました。」「ちょっとお金がある時に、「こういうのを食べたいな」と思ったら「明治パーラー行こうか」という感じだった」
こちらの男性は高校生の頃にデートで訪れた思い出が。
函館市民「来たら思い出す…。実際、座っていたのはここなんですけど。」「甘酸っぱい記憶とともに甘酸っぱいものを食べってって感じですね。」
函館っ子の心を満たす「明治パーラー」。
これからもこの街で青春の味を作り続けます。
明治パーラー 二階堂隆志社長
「落ち着きますって言われるのが嬉しくて。普通のお店でいいんです。普通にお客さんがフラッと入ってきて、フラっと帰ってく。可もなく不可もなく帰っていただける。それ以上は求めません。」



















