「せっかく俺が食べようと思っていたのに…」 トウキビめぐる「憎い」奴との戦いは続く
2026年 8月11日 16:01 掲載
特定外来生物のアライグマ。札幌市内でも家庭菜園を荒らす被害が出ています。
長年、被害に遭い続けている男性が新たに取った対策とは?
家庭菜園の周りをウロウロ歩くアライグマ。
6日午後11時半ごろ、札幌市南区真駒内東町で撮影された映像です。
エサを探しているのでしょうか。
1頭、そしてもう1頭と畑を囲うネットを登っていきます。
渡部渥志さん
「ここを破っていって入ったの。網がこういうふうになってる」
被害に遭ったのは、自宅の庭で野菜を育てている渡部渥志さん。
トウモロコシおよそ20本がアライグマに食い荒らされました。
渡部
「憎い。せっかく俺がね食べようと思って作ってるのに、それを横取りされるというかね。ぐちゃぐちゃにされるんだよ畑が」
アライグマとの戦いは、およそ7年前から。
渡部さんは被害に遭うたびに、畑の周りに背の高いネットを取り付けたり…、アライグマが柵の下を掘らないようにワイヤーネットを設置したり…、毎年、少しずつ改良を加えてきましたが…。
新たに設置した上のネットが破られてしまいました。
渡部さん
「がっかり、またかってさ」
「初めね、この屋根(にネット)かけてなかったの。縁(のネット)だけやってて、そしてやられてさ」
「それから屋根(にネット)かけて今度は噛み切られてまた入られる」
「取られないように工夫して作ってるつもりだけども、相手の方がちょっと一枚上なんです」
被害を受け、渡部さんはおととい(9日)さらに、アライグマがネットの上に登れないようフェンスも取り付けました。
渡部さん
「トウキビ(トウモロコシ)のために、非常に余分な負担金がかかってます」
しかし、きのう夜…。
「あー」。また現れたのです。
対策もむなしく、ネットの上から畑を物色するアライグマ。ネットを破り、トウモロコシを食い荒らしていました。
渡部さんによりますと、畑にはおよそ90本のトウモロコシが残っていて、今後、さらなる対策を考えたいということです。
道によりますと、アライグマによる農業被害は、2024年度でおよそ2億2300万円と過去最高となっていて、札幌市は電気柵の設置を検討するよう呼びかけています。



















